菊池誠氏を擁護したくて(?)、選択的夫婦別姓は
「オンナコドモの案件ではない」と言っていました。
「選択的夫婦別姓は女性問題ではない?」
そうなると選択的夫婦別姓は
「男性の問題でもある」ことになります。
「四条烏丸」が考えている「男性の問題」とは、
具体的にどんなことかと思います。
夫婦別姓はオンナコドモの案件ではない。話をすり替えるな。 https://t.co/YF9E5hSVnD
— 四条烏丸 (@nanaarek20) 2019年5月20日
女性だけで結婚するつもりですか?結婚は男性と女性がするものだから夫婦別姓は男性の問題でもある。たんぽぽさんは一方の視点からしか物事を考えられない想像力が欠けた人ですね
— 四条烏丸 (@nanaarek20) 2019年5月23日
「四条烏丸」が「考えていない」と思われることを、
いくつか考えておきます。
1. 青野慶久氏のように、妻の苗字に改姓して、
結婚改姓の問題に直面する男性もいるから、
選択的夫婦別姓は男性の問題でもあると、
「四条烏丸」は言いたいのではなさそうです。
2. 事実婚をなさっている夫婦の場合、
妻だけでなく夫も当事者だから、
選択的夫婦別姓は男性の問題でもあると、
「四条烏丸」は言いたいのでもないでしょう。
「男性も選択的夫婦別姓を語りますが?」
3. 差別問題は本来は差別する側の問題である、
選択的夫婦別姓は、女性が結婚改姓して当然という
社会通念を作る「加害者」である男性の問題だと、
「四条烏丸」は言いたいのではないでしょう。
1.と2.は、わたしは直接「四条烏丸」に
ツイートでお話しました。
「いや、私の考える男性の問題はそれだ」のような、
本人からの訂正はないです。
https://t.co/lmKJj3Iu7g 「サイボウズの青野社長も当事者だから、選択的夫婦別姓は女性だけの問題ではない」なんて、「高級」なことを「四条烏丸」が言うとも思えないし
— たんぽぽ (@pissenlit_10) 2019年5月22日
https://t.co/sufq9VkC2P 事実婚夫婦の場合、妻だけでなく夫の問題でもあるから、選択的夫婦別姓は男性の問題でもあるなんて、「四条烏丸」は「高級」なことを言いたいのでもなさそうですね。「四条烏丸」はそこまで他者の権利に配慮する意識を持っているとは思えないです
— たんぽぽ (@pissenlit_10) 2019年5月25日
3. については、選択的夫婦別姓に
反対することは、差別や人権侵害ではないと
「四条烏丸」は主張しています。
「選択的夫婦別姓反対は人権侵害」
前ぶれなく反対派のツイートに絡んできて証拠だせとせまり差別と揶揄する一部の夫婦別姓賛成派のやり方過激ではないでしょうか?夫婦別姓に反対することは危険思想でも人権侵害でもない。あと反対派政治家の事例をあげられますがそれは当該政治家に抗議すべきでしょう https://t.co/wYMOffHBgF
— 四条烏丸 (@nanaarek20) 2018年9月24日
差別と主張されるなら夫婦別姓反対はどの規定に違反してるのでしょうか?日本が締結している国際規約がありますが夫婦別姓はどれに該当しますか?https://t.co/DdCmxXCl3J https://t.co/lzv9oVD2kH
— 四条烏丸 (@nanaarek20) 2018年9月30日
差別の存在そのものを否認するのですから、
「差別の加害者」はなおさら「存在しない」と、
「四条烏丸」は考えていることになります。
存在しない人たちの問題なんて、
当然存在するはずもないです。
「四条烏丸」は妻に改姓させて夫婦同姓で
安住している既婚男性ですが、自分は結婚して
子どももいるから選択的夫婦別姓問題は
自分に関係ある、と言っていました。
「選択的夫婦別姓・関係ないのはだれか?」
「選択的夫婦別姓・関係あっても問題ない」
この「自分に関係あること」が、
「四条烏丸」の想定する「男性の問題」でしょうか?
それなら「自分の妻が旧姓に戻すと言い出す」
「自分の結婚予定の女性が、改姓したくないと
言い出す」ことになります。
「同姓派男性の自分の問題」
「同姓派男性の自分の問題(2)」
女性から苗字を奪いとる「加害者」
「抑圧者」として関係しているから
自分のような「男性の問題」ということです。
改姓の不利益や差別、抑圧を受ける
「当事者」だから「自分の問題」なのではないです。
ご存知なかったのですね。
すでに使われなくなって、
「死語」となりかかっているのかしら?
ご指摘のとおり、女性や女性に関することを
軽視し見下げる蔑視的なことばです。
夫婦同姓により被害を受けているのは女性の方が多いからむしろ女性の問題だと思います。