2019年05月29日

実現できない少数意見はなにか?

メインサイトの5月17日エントリでご紹介の
選択的夫婦別姓の謎かけについた、
反対派(非共存派)のツイートはまだあります。

今度のかたは少数意見をすべて実現できる
社会なんてない、などと言っています。
だから選択的夫婦別姓は実現しないと言うようです。

 

100%の少数意見を実現している社会は
たしかに存在しないのかもしれないです。
それでも100%に近くことはいくらでもできます。
100%が存在しえないことは、
100%に近づかなくてよい理由にはならないです。


この反対派(非共存派)によると
「少数意見」には「実現できる」ものと
「実現できない」ものが、存在することになります。

そうなると、その少数意見は「実現できる」
「実現できない」のどちらになるのか?
だれがどう判断するのか?という問題が出てきます。
公平でだれでも納得できる判断なのでしょうか?


選択的夫婦別姓は「実現できない少数意見」になる
というなら、「実現できない」のほうに
カテゴリされる根拠は、なんなのかと思います。

この反対派は自分の意見が「少数意見」だった場合、
おなじように「すべての少数意見が
実現できるわけない」と言われて反対されても、
受け入れられるのかとも思います。


posted by たんぽぽ at 22:51| Comment(2) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
選択的夫婦別姓は多数派に迷惑かからないから導入していいと思います。
Posted by 改姓した男の人 at 2023年05月03日 12:09
改姓した男の人さま、
コメントありがとうございます。

「他人が夫婦別姓を選択することで、
自分にどんな迷惑があるか」と
お尋ねしたかたが前にいたのですが、
まともに答えられた反対派(非共存派)は
いなかったです。
https://lacrima16.tumblr.com/post/676081042281660416/

それでも反対派(非共存派)は、
選択的夫婦別姓の導入は多数派に
迷惑がかかると信じているようです。
Posted by たんぽぽ at 2023年05月03日 21:12
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