菊池誠氏の「政治的ミソジニー」を
わたしが批判していたら、あの暗い情熱を持つ
「四条烏丸」がわたしに絡んできたことを、
5月26日エントリでお話しました。
「それが政治的ミソジニー」
「四条烏丸」は今度は「選択的夫婦別姓は
オンナコドモの案件ではない」などと言ってきました。
夫婦別姓はオンナコドモの案件ではない。話をすり替えるな。 https://t.co/YF9E5hSVnD
— 四条烏丸 (@nanaarek20) 2019年5月20日
「なにも聞いてないかのように、
菊池誠氏と同じ主旨のことを言っていないで、
せめて反論しろよ」と、わたしは「四条烏丸」に対して
思っていたのですが、これがその「反論」ということ
なのかもしれないです。
現在の日本は96%の婚姻において、女性が改姓します。
結婚改姓の不利益を余儀なく受けるのは
ほぼ女性と決まっていることになります。
それゆえ、結婚しても苗字を変えない選択を
意識して求める必要があるのは女性であり、
選択的夫婦別姓は「女性の問題」になるでしょう。
多くの男性は、自分は結婚改正しないことを
自明として、選択的夫婦別姓は女性に非改姓権を
認めるかどうかの問題だと思っています。
「女性だけの問題」だと思っているということです。
「自分の改姓を考えない同姓派男性」
「自分の改姓を考えない男性の割合」
日本会議は皇室にジェンダー平等が
波及することを恐れて、選択的夫婦別姓に反対しています。
まさに「オンナコドモの問題」だから、
このような扱われかたをするのでしょう。
「差別のための夫婦別姓反対」
選択的夫婦別姓は「オンナコドモの問題」だから、
「くだらない」と思って、選挙の争点にすることに
反発する人たちがたくさんいるのでしょう。
「選択的夫婦別姓は草の根の声」
「選択的夫婦別姓は大きな争点」
「ここでも「夫婦別姓より経済を語れ」」
選択的夫婦別姓は「オンナコドモ」の問題です。
こんな自明なことを堂々と否定する
「四条烏丸」の感性はなんなのかと思います。
これくらい見え透いたことでも
ネットに流しておけば、それを信用する人が
出てくるだろうなんて、リテラシーの引き下げに
貢献することを期待しているのでしょうか?
選択的夫婦別姓は「オンナ」だけの問題であって
「コドモ」は関係ないなんて、
揚げ足を取ろうというのではないですよね?
「四条烏丸も政治的ミソジニーだ」と
わたしが言ったので、それに「四条烏丸」はむかついて、
選択的夫婦別姓は「オンナコドモの問題」という前提を
否定したくなったのかもしれないです。
https://t.co/jmsWfGcm19 それが「オンナコドモのことは後回し」にする「政治的ミソジニー」ということ https://t.co/On9sO7xz9y 。「四条烏丸」はジェンダー差別的なので、ミソジニーの可能性も高いでしょうけれど
— たんぽぽ (@pissenlit_10) 2019年5月20日
そうだとしても、「四条烏丸」はいままでさんざん
ご自分のジェンダー差別的認識を披露しています。
ここでミソジニーと言われたところで、
なにをいまさらとも思います。
コメントありがとうございます。
リンク先の反対派(非共存派)が想定する、
選択的夫婦別姓の男性の問題は、
「青野慶久氏のように男性でも
改姓するかたはいるし、改姓すれば問題が
出てくる」ということではないようです。
http://pissenlit16.seesaa.net/article/466329369.html
それなら「男性の問題」とはなんなのか、
くだんの反対派(非共存派)に訊いたのですが、
はっきりとはわからなかったです。