2019年05月11日

夫婦別姓だと偽装が容易?

選択的夫婦別姓が認められると、
偽装に利用されると主張する反対派(非共存派)です。
これも反対派から繰り返し持ち出されていることで、
「なんだまたか」という感じです。

選択的夫婦別姓を枝野幸男が参院選の争点にすることを
話題にしたツイートがあったのですが、
問題の反対派はそこに反応したものです。

 

この反対派(非共存派)に言わせると、
選択的夫婦別姓が認められると結婚改姓しないかたが
身分証明書などで変更届けを必要としなくなるから、
偽装が用意(容易?)なのだそうです。


わけがわからないです。
結婚改姓しないなら、名前が変わらないのですから、
結婚の前後で同一人物だと判断しやすいので、
偽装はむしろやりにくいです。



夫婦同姓のために結婚改姓すると
名前が変わることで、同一人物だとわかりにくくなり、
偽装がやりやすくなります。

日本赤軍の重信房子はその例です。
結婚改姓によって同一人物とわからないようにして、
日本から出国したことがありました。


そこまで大げさでなくても、もっと日常的なレベルで
改姓を利用した詐欺や犯罪はあります。
保険金を騙し取るために、結婚や養子縁組によって
何度も改姓させた事件もありました。

「改姓を利用した犯罪」
「夫婦別姓が犯罪に悪用される?」


夫婦別姓によって偽装がやりやすくなると主張するなら、
結婚改姓しないことで、どうやって偽装をするのか、
その手口を具体的に示す必要があるでしょう。

現在は世界のほとんどすべての国おいて、
夫婦別姓の選択が認められています。
こうした国では、夫婦別姓を選択する人たちによって
偽装が起きていることを、示す必要があるでしょう。

現在の日本でも、97%の婚姻において
男性は結婚しても苗字を変えないです。
日本の男性は現状でも改姓しないゆえに
偽装がやりやすいことにもなるでしょう。



最初の反対派はこうした当然の疑問に、
まったく答えることができなかったです。
そして議論の矢面に立っているかたをブロックしました。
(「根拠がないならデマだと認めろ」とも、
追求されたこともあると思いますが。)


ひきつづいて、同じ議論に参加していた
ほかのかたたちも、みんなブロックしたようです。
これらの人たちを全員ブロックしないと、
ひとりブロックしても、自分への追求は続くと
くだんの反対派(非共存派)は思ったのでしょう。


わたしもブロックされた一員です。
わたしは議論の矢面にはまだ立っていなくて、
1回しかリプライしていなかったです。
それでも議論に加わってきたので、
くだんの反対派(非共存派)はわたしをブロックして、
対話を拒否することにしたのでしょう。



付記:

問題の反対派(非共存派)は、
ツイートの最後に「(トホホ)」をつけることが多いです。
これはどういうことかと思います。

結婚改姓しないことでどうやって偽装するのか、
根拠を示せない自分、そしてその結果デマを
流したことになる自分が情けなくて
「とほほ」なのでしょうか?






posted by たんぽぽ at 23:17| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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