「反対するのは夫婦同姓の「強制」」
このとき「四条烏丸」は「選択的夫婦別姓の問題は
たんぽぽに関係ないお話」などとあしらっていました。
社会問題を熱心に論じているかたを捕まえて
「関係ない」と決めつけるのは、
「四条烏丸」の「おはこ」のようです。
そうですか。まあいずれにせよたんぽぽには関係ない話ですよ(笑)
— 四条烏丸 (@nanaarek20) 2018年12月16日
わたしは選択的夫婦別姓問題に関係ないのか、
あるいは本当に関係なかったとして、
この問題について論じたり活動したりしてはならないのか、
という疑問もありますが、ひとまず置いておきます。
関係があるかないかを言うなら
「四条烏丸」こそ選択的夫婦別姓問題には「関係ない」です。
「四条烏丸」は自分は改姓せず、妻に改姓させて夫婦同姓です。
今後離婚する予定もべつの女性と結婚する予定もないです。
「改姓してよいと言う男性の特徴」
かりに今後離婚して、べつの女性と再婚するとしても、
男性である「四条烏丸」は、自分が結婚改姓する可能性に
直面することはほとんどないでしょう。
結婚改姓とまず無縁の「四条烏丸」にこそ、
選択的夫婦別姓問題なんて関係ないです。
そうしたら「四条烏丸」は、自分には配偶者と子どもがいるから、
選択的夫婦別姓問題に関係がある、などと言ってきました。
いったいなにを考えているのかと思います。
私はありますよ。子供もいるし。貴方は配偶者も子供もいない(苦笑)
— 四条烏丸 (@nanaarek20) 2018年12月16日
選択的夫婦別姓問題が自分のこととして
関係してくるかは、「今後結婚改姓する可能性があるか」です。
あるいは「現在結婚改姓して不利益を感じているか」
「過去に結婚改姓したことで不利益があったか」です。
配偶者や子どもがいたところで、
選択的夫婦別姓問題が関係するとはかぎらないです。
前述のように「四条烏丸」は、自分は結婚改姓したこともなく、
今後自分が改姓する可能性もないです。
よっていくら配偶者や子どもがいたとことで、
選択的夫婦別姓問題には関係ないです。
「四条烏丸」は、自分は絶対に結婚改姓しない
状況に安住しながら、「選択的夫婦別姓問題は
自分に関係がある」とはなにをかいわんやです。
「四条烏丸」は選択的夫婦別姓問題の本質がなんなのかを、
そもそもわかっていないのかもしれないです。
もしかすると、現在の配偶者である妻が
旧姓にもどしたいと言い出すことを、
「四条烏丸」は気にしているのかもしれないです。
そうであれば、現在の配偶者に望まない結婚改姓を、
「四条烏丸」はさせていたことになります。
つまり問題があるのは「四条烏丸」ということです。
この場合でも「四条烏丸」に選択的夫婦別姓問題は
「関係がある」と言うことはできるでしょう。
それは自分が結婚改姓に直面するという
「当事者」として関係するのではなく、
他者に望まない改姓を押し付ける「抑圧者」として
関係していることになります。