「反フェミ」で選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)の
この人は、選択的夫婦別姓について語るのは、
「思想家の活動家が多い」などと言っています。
「あるある」なんてつけて、ご自分の認識に自信があるようですが、
いったいどこのお話をしているのかと思います。
夫婦別姓と言う奴はほぼ女性。思想家の活動家が多い。
— 真実を報じないマスゴミくたばれ‼️ (@H0NMiRWrdIRUne7) 2018年12月23日
そして女性専用車両に間違って男性が乗ったら大声で怒鳴り散らす。
日本◯ね!とか平気で言う。
ダメな事を注意したら逆ギレする。
あるある。 https://t.co/eyO0u1RHWG
わたしは選択的夫婦別姓の実現を求めるかたを
たくさん見ているほうだと思いますが、
みなさん、結婚改姓の問題に直面する
どこにでもいるであろう一市民というかたばかりです。
わたし自身、思想家でも活動家でもないし、
わたしのブログをご覧になるかたも同様だと思います。
思想家とか活動家と呼べるかたはほとんどいないでしょう。
現在4件の夫婦別姓訴訟が審理されていますが、
原告のかたはやはりごくふつうの一市民だと思います。
まさかサイボウズ社長の青野慶久氏のことを、
思想家とか活動家とか思ってはいないでしょう。
「選択的夫婦別姓・もう一度法廷へ」
東京都中野区が「選択的夫婦別姓制度の
法制化を求める意見書」を採択するよう働きかけた、
「選択的夫婦別姓・全国一斉陳情アクション」も、
それまでは政治活動経験なんてないかたたちばかりです。
「選択的夫婦別姓・全国一斉陳情」
「中野区・夫婦別姓の意見書を採択」
今回の陳情は、自民党含め全会派の議員さんに本当にお世話になりました。この場を借りて感謝申し上げます。
— nana (@nana77rey1) 2018年12月14日
SNSなどで出会い、はじめは政治活動経験ゼロのド素人が何人も集まって、法改正のために動きたいけど、どうしようと。そこで地元選出の自民党・松本文明衆議院議員にご面会いただきました。
それまではおたがいに面識さえなかった、
というかたさえいるくらいです。
活動経験がない上に組織化もされていないですから、
「活動家」とは言えないと思います。
別の自治体の議員さんロビイングでのこと。
— hakobune (@hakobune4) 2018年12月16日
訪問した私を含む4人のうち、
2人は何度か食事したことあり、
3人は面識あり、
1人はその日に初めて会った関係、
ということに議員さんがたが驚くこと…😅。
「え、みなさん、そんなかんじなの!?」
そうなんですよ#選択的夫婦別姓 Twitterつながり😆 https://t.co/xJxCjl31Gt
わたしが15年前にかかわったネットの
選択的夫婦別姓の市民団体も、やはりそこに
集まっていた人たちは、それ以前は政治活動なんて
まったく経験がなかった一市民というかたばかりでした。
最初のツイートの反フェミに言わせると、
一度でもこのような政治活動をしたら、
「活動家」とか「思想家」ということになるのでしょうか?
なにをもって「活動家」「思想家」とするか
というところから、問題にする必要がありそうです。
最初のツイートの「反フェミ」はその論調から判断して、
活動家や思想家がかかわることを
ネガティブなことと考えているようです。
活動家や思想家が選択的夫婦別姓の問題にかかわって
なにが悪いのか?という疑問もあります。