2018年12月29日

聞く耳を持たないネトウヨ

12月28日ポストの続き。

高齢になってからネトウヨになった人も、
例によって例のごとく自分の認識を確信していて、
どんな事実や理屈を示しても聞く耳を持たないです。

「突然、父がネトウヨに…スマホで右傾化する高齢者たち」

まわりにいる家族のかたたちは災難で、
まともな会話にならないので、放置するのが相場のようです。

 
そんな家族のかたの中には、ネトウヨ化した父親が
聞く耳を持たないのは、高齢ゆえに頑固に
なっているからではないかと考えているようです。

「人間って年を取るごとに頑固になるじゃないですか、
そこにネトウヨ的な考えが入ってきて……。
母も兄も話すのも面倒だからほってると言っています」

わたしに言わせれば、聞く耳を持たないのは
年齢のせいではないだろうと思います。
(ネトウヨ思想とはいえ、それまでぜんぜん持たなかった
知識や思想を身につけたのですから、
考えようによっては「柔軟」だと思います。)

どんな世代でもネトウヨは、聞く耳持たないと思います。
20代、30代の若い世代でも、高校生や中学生でも同様です。
ネットでネトウヨと多少でも議論したことがあるかたなら、
感じていることだと思います。


メインブログの12月26日エントリで触れましたが、
現在のネトウヨとリテラシーのレベルが
同類と思われる、30年前の落合信彦氏の本の読者は、
事実や理屈を受け入れないと言われています。

「●落合信彦(おちあい・のぶひこ)」

本棚を、知人友人両親兄弟親戚職場の上司部下
同僚配偶者の本棚を見てください!

そこに「落合信彦」「広瀬隆」「加藤諦三」
「マークス寿子」名前があったら最後。
多分、その人には「理窟」は通用しません。
この手の人と付き合うには論証なんて無意味、
おそらくもっとも有効なのは「甘い臭いが出る棒」か、腕力でしょう。

当時の落合信彦氏の読者が高齢層ばかりではないでしょう。
「論証なんて無意味」とされる人たちの中には、
若い世代の人もいるだろうと思います。


事実や理屈を受け付けないのはネトウヨだけではないです。
なんであっても「とんでも」を信奉している人は、
年齢に関係なく聞く耳持たないのが相場です。

以下は歴史研究の場合ですが、「とんでも」とは
まともな議論にならないから、相手にするなと言っています。
そして「とんでも」を信奉する人を「とんでも」から
脱却させる効果的な方法はないとしています。

「「研究ごっこ」にのめり込んでいる人を見かけたら、どう対処したらよいでしょうか。」

もし掲示板などで「研究ごっこ」を宣伝する書き込みをする人がいた場合は、
相手にせず無視するか、皮肉や当てこすりで軽く笑い飛ばすくらいの
対応にとどめておくのがいいでしょう。

真面目に批判しても、果てしない揚げ足の取り合いに巻き込まれる可能性大です。
ウェブ上で「研究ごっこ」サイトを見つけた時も、直接批判するのは避けて、
某匿名掲示板に紹介するくらいにしておくのが賢明です。
とにかくまともな議論は成り立たない相手ですから、
真っ向から相手にしないことです。


なぜ「とんでも」は聞く耳持たないかですが、
その根底にある精神構造は、「事実がどうあろうと、
信じたいものしか信じない。信じたくないものは信じない」
ということだろうと思います。

なぜ信じたいものしか信じなくなるかというと、
事実よりも「自分の立場」が大事だからです。

「にせ科学を信じる精神構造」
「人は科学的根拠に基づく事実を知ったところで、信じたくないものは信じない(米研究)」

人は例え真実を知っていたとしても、信じたくないものは信じないのだ。
世の中の多くの人々は、実際には思っているより
科学的根拠に基づく知識を持っている。
ただしそれが自分の理念や信条、政治的・宗教的な見解と
ぶつかるような場合には、それを認めたくないのだ。
科学的証拠をどんなに突きつけたところでそれが逆効果になり、
頑なに自分の信じていることを曲げない人がいる。
人は、事実がどうであるかよりも、自分の立場が大切なのだ。

「とんでも」な意見に対しては、とうぜん反証する
強力な事実や根拠がたくさんあります。
そうした「反証」から「自分の立場」を守る
必要があるので、なおさら「とんでも」諸氏は
聞く耳を持たなくなるのではないかとも、
わたしは少し思っています。


「信じたいものしか信じなくなる」くらい
事実より大事になる「自分の立場」はなにかというと、
大きく「政治」と「宗教」のふたつがあります。

ネトウヨはまさしく政治的主張であり、
彼らの認識は政治的信念にもとづいています。
事実よりも「自分の立場」が大事になる
モチベーションとしては、強いほうだと思います。


posted by たんぽぽ at 11:39| Comment(0) | 疑似科学(にせ科学) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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