反対しているのは「夫婦同姓の強制」です。
両者は大きく違うので、「四条烏丸」におかれましては、
間違えないでいただきたいです。
わたしだけでなく、ほとんどすべての
選択的夫婦別姓を望むかた、推進派のかたがそうだと思います。
たんぽぽは結婚しないのに夫婦同姓反対(苦笑)
— 四条烏丸 (@nanaarek20) 2018年12月16日
選択的夫婦別姓問題の本質は「選択か強制か」です。
よって反対するのは「夫婦同姓の強制」になります。
「論点は「選択か強制か」・ずれないために」
論点は「夫婦は同姓か、選択的別姓か」ではなく「強制的同姓か、選択的同姓か」と言い換えるべきでしょうね。現在が強制的同姓であり、改正の主張は、同姓にするのが任意(選択的)になるということですから。(何も選択しなければ元々別姓のままのはずなので、「選択的『別姓』」と呼ぶ必要はない。) https://t.co/bs0uMpDc8T
— Shin Hori (@ShinHori1) 2018年11月22日
「夫婦同姓に反対」というスタンスだと、
論点は「夫婦別姓か夫婦同姓か」になります。
選択的夫婦別姓問題の論点はそうではないです。
ほとんどの選択的夫婦別姓の推進派は、
わたしも含めて、自分が夫婦別姓(非改姓結婚)を
選択できればよいと考えています。
他人がどのような選択をするかは、
自分の選択の妨げにならないかぎり関知しないです。
よって他人が夫婦同姓を選択したところで、
本人がよければそれでいいということになります。
「他人は自分とは異なる」ということです。
他人が夫婦同姓を選択することに反対しないので、
「夫婦同姓に反対」ではないです。
わたしは「夫婦同姓」には反対していない。反対しているのは「夫婦同姓の強制」。ぜんぜん違うので間違えないでください / “四条烏丸さんのツイート: "たんぽぽは結婚しないのに夫婦同姓反対(苦笑)… "” https://t.co/MRjlRa8mbq
— たんぽぽ (@pissenlit_10) 2018年12月16日
「四条烏丸」は「そうですか」などと、
どこか気のない返事をしています。
そして「たんぽぽには関係ない」などと誹謗しています。
そうですか。まあいずれにせよたんぽぽには関係ない話ですよ(笑)
— 四条烏丸 (@nanaarek20) 2018年12月16日
「夫婦同姓に反対」と「夫婦同姓の強制に反対」のあいだには、
問題を「選択か強制か」であると理解しているかどうか、
自分と異なる他人に不当な干渉をするかしないか
という、本質的で大きな差異があります。
「四条烏丸」の返事を見たかぎり、
問題の本質にかかわることだと理解していなさそうです。
そんなことよりわたしを誹謗するほうが、
「四条烏丸」にとっては大事なようです。
「四条烏丸」もほかの選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)と同様、この問題で議論になったとき、
ただ「夫婦別姓」とだけ書きます。
「選択的夫婦別姓」と「選択的」をつけて書かないです。
たいていの反対派は、論点が「選択か強制か」では
自分に不利とわかっているのだろうと思います。
それをごまかすために、論点が「夫婦別姓か夫婦同姓か」で
あるかのように、印象付けようとするのでしょう。
それゆえ「選択的」が必要な文脈でもつけないで、
いつも「夫婦別姓」とだけ書くものと思います。
そうやって論点をごまかしているうちに、
本当に論点が「夫婦別姓か夫婦同姓か」の対立で
あるかのように、錯覚するのだろうと思います。
それで選択的夫婦別姓の推進派も
「夫婦別姓か夫婦同姓か」の対立で考えていると、
彼ら反対派(非共存派)は思い込んで、
「夫婦同姓に反対」などと言うのだと思います。
付記:
「たんぽぽは結婚しないのに」とか
「たんぽぽには関係ない話」という誹謗中傷についても
言うことはありますが、ここでは置いておきます。