2018年11月09日

改姓で女性を守る?改姓してないのに?

11月6日エントリの続き。

この選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
「男から言えば、一緒にいるのが嫌になった女と
いつでも別れられるなら、ついそうしたくなる」から、
結婚することに意義があると言っています。

また結婚の意義は、妻が夫の姓に変えることによって、
女性が守られる、という意味のことも言っています。

 

改姓するのが女性なら、男性は改姓しないことになります。
名字に関しては、男性は結婚の前と後とで
なんの変化もないということです。

よって名字に関しては、男性は結婚したところで
「一緒にいるのがいやになった女といつでも
別れられる」状況に変わりはないです。
この反対派(非共存派)は、結婚で女性を保護するためには、
結婚したことを対外的に周知させる必要があり、
夫婦同姓もそのひとつと考えているからです。


結婚改姓しない男性は、結婚しても女性を
ぜんぜん守っていないことになります。
この反対派(非共存派)も、男性はなにもしていないのに、
大仕事をしている気分になっているのかと思います。

女性が夫の名字に改姓することによって、
結婚していることを周知させるというのなら、
男性からの別れやすさはそのままで、
女性からは別れにくくすることになります。
それは「女性の拘束」であって「女性の保護」ではないです。


名字によって男性が結婚で女性を守るためには、
男性が妻の名字に改姓して、名字で結婚したことが
対外的にわかるのを男性にする必要があるでしょう。

この選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は
「結婚の最大の意義」なるもののために、男性が改姓して
夫婦同姓となることを主張していただきたいです。


posted by たんぽぽ at 22:33| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください