2018年11月04日

改姓で結婚の責任?改姓してないのに?

結婚改姓で、結婚に対する責任の負担が増えるのを
背負えるかどうかを見られるとか、気持ちの整理になると
言っている、選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)です。

同様のことを言う反対派は結構たくさんいます。
それゆえ不本意ながら馴染み深い意見だと思います。

 

現在の夫婦同姓の強制のもとでは、結婚改姓するのは、
夫婦ふたりのうちの片方だけで、ほとんどの場合女性です。
男性は結婚改姓することがないです。

それゆえ結婚改姓がそういうものだというなら、
結婚の責任を負ったり、気持ちの整理をしたりするのは、
女性だけということになります。
男性は改姓をしないので、結婚の責任を負ったり、
気持ちの整理をすることはないことになります。

「結婚の責任や気持ちの整理は女性にだけ必要なことであり、
男性には必要ない」と言うのでしたら、ジェンダー差別です。
「ジェンダー差別でない」というなら、
結婚の責任や気持ちの整理は女性だけが負うのは
なぜなのか、理由を示していただきたいです。


結婚改姓で結婚の責任うんぬんという意見を見て、
わたしが思うのは、自分は結婚改姓するつもりがない、
もしくは改姓しなかった男性がなぜか言っていることです。
実際に改姓した女性よりも、改姓しない男性が
言うことのほうが多いくらいだと思います。

このような男性は自分はなにもしていなくて
経験もしてないことなのに、「結婚の責任」とか
「気持ちの整理」とか、どうして言えるのかと思います。
自分はなにもしていないけれど、なにか大仕事をした
気分にでもなっているのでしょうか?




posted by たんぽぽ at 14:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
改姓してない側がなぜこんな言葉言うのかわかりません。
Posted by 改姓した男の人 at 2024年11月30日 00:40
自分が改姓しないのはとうぜんで、
「いかにして改姓を望まない妻に
改姓させるか」だけが、彼ら反対派(非共存派)の
男性にとっての「問題」だからです。

改姓するのは女性なので、
「改姓するのはとうぜんだ」という
「理屈」をあれやこれやと考えるわけです。

「そんなに改姓がとうぜんなら
自分が改姓すればいい」と言われることは、
まったく想定していないということです。
Posted by たんぽぽ at 2025年01月08日 22:30
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