「選択的夫婦別姓に通名の影?」
選択的夫婦別姓に通名の影などと言っている、
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
「あまりにも少数の意見ばかりが持ち上げられ
過ぎてませんか」などと言ってもいます。
gonzorock999
— 別姓反対 (@besseihantai) 2018年10月30日
夫婦別姓に通名の影がうっすらと見える気がします。あまりにも少数の意見ばかりが持ち上げられ過ぎてませんか❔先ずは、通名を禁止して本名を名乗らせ、日本人に偽装させない法律の上での議論だと思います。
選択的夫婦別姓に賛成する人は少数である、
そして少数の意見はあまりかえりみることではない、
多数の意見をもっと優先せよ、という「多数決」です。
選択的夫婦別姓は人権問題の問題ですから、
意見が多数か少数かで決めてはならないです。
「基本的人権を多数決で否定してはならない」ということです。
「夫婦別姓・少数派の権利と世論調査」
「「選択的夫婦別姓」はなぜ今もって認められないのか?——別姓訴訟と24条」
被差別マイノリティの権利を主張する人は通常少数です。
そして少数であることを理由に否定していたら、
いつまでもその被差別マイノリティの権利は、
認められないことになります。
打越 本当は、世論調査で「選択的夫婦別姓に
賛成が何パーセント、反対が何パーセント」というのは
意味がないと私たちは思っているんです。
人権の問題なので、「多数の人が別姓をよくないと
思うからダメです」ということではないはずです。
「別姓にしたい」という個人が少数派でも、
その人の選択を認めない現在の法律は合理性があるのか、
違憲ではないのか、を問うているのですから。
これは国連女性差別撤廃委員会からも指摘されていることです。
選択的夫婦別姓を認めることは、批准した国際条約や
憲法との整合性という観点によって判断することです。
情報リテラシーの観点から言えば、
「多数の意見か少数の意見か」ではなく、
「根拠のある意見か根拠のない意見か」が大事です。
多数の意見であっても事実無根で根拠のないことなら
否定されるし、少数の意見でも事実と根拠にもとづく
意見なら採用されるということです。
反対派(非共存派)の意見は当初から現在にいたるまで
「夫婦同姓は日本の伝統」「夫婦別姓で離婚が増える」
「夫婦別姓だと子どもに悪影響」「夫婦別姓は共産主義のドグマ」
「夫婦別姓はザイニチが望んでいる」「夫婦別姓で犯罪利用」など
根拠薄弱なデマや妄想レベルばかりです。
現実見たら十分以上の時間ずっと議論してきた。
— 生産性無いけどゾーニングはできるオタク (@cayla_non) 2018年3月16日
それなのにこの期に及んで、通名の臭いがするだの
デマでっちあげた話くらいしか持って来られない反対派に
もう「議論の期間」論で付き合う必要は皆無。https://t.co/zs6crlkMoW
最初のツイートの反対派(非共存派)の意見も
11月3日エントリでお話したように、
「夫婦別姓に通名の影がうっすらと見える気がします」なんて、
やはり根拠のない妄想レベルのことです。
このような反対派(非共存派)の意見は、
いくら事実と根拠をもって反証しても、なぜか説得力を失なわず、
いつまでも支持されるというのが現状です。
むしろデマや妄想同然の検討に値しない意見ばかり
持ち上げられすぎていることこそ、問題にしたいです。
https://t.co/3T3yeD5S1X 多数の意見か少数の意見かではなく、根拠のある意見か、根拠のない意見かが大事なことです。「うっすらと見える気がします」なんて、根拠薄弱な妄想同然の意見が持ち上げられすぎなことを、むしろ問題にしたいです
— たんぽぽ (@pissenlit_10) 2018年11月2日