2018年09月24日

真に攻撃的で過激なのは反対派

「四条烏丸(旧:もも281)」が、選択的夫婦別姓の推進派を
「過激派」呼ばわりしたことを、そして推進派が実際に
「過激」と呼べそうなことはないことを、何回かお話しました。

「ツイッターだけが世界なのか?」
「過激な選択的夫婦別姓推進派はだれ?」
「「夫婦別姓賛成急進派」はだれ?」

 
「あいつらは攻撃的で過激だ」と言い募るのは、
たいてい既得権益層や社会的強者が、被差別マイノリティに対してです。
そしてそう言われた被差別マイノリティが
本当に攻撃的で過激なことは、ほとんどないです。

既得権益層や社会的強者の中に、被差別マイノリティに対して
攻撃的で過激なことは、実際によくあります。

「暴力的なフェミ批判・雑感」
「テロリストは反フェミにあり」

実際に「過激」で「攻撃的」なのは、選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)に多く見られることもお話しました。

「過激な選択的夫婦別姓の反対派」
「モンスターは別姓反対派」


選択的夫婦別姓の推進派が過激だとか攻撃的だとか
言うのでしたら、「四条烏丸」は反対派(非共存派)と
同レベルかそれ以上のことを推進派がした
という事例を、いくつか示すことです。

具体的に反対派がなにをしたかまで、わたしはお話していますよ。
政党が運営するアンケートサイトを閉鎖に追い込む、
法務部会における反対派議員による恫喝的言動、
署名の数の詐称と、それをもとに圧力をかけたこと、
推進派の事務所に大量のファックスを送信したこと、です。


むかし公明党の女性局のサイトに、選択的夫婦別姓の
賛否についてお尋ねするアンケートがありました。
あるとき、かねてからこのアンケートに不満があった
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)たちが、
大挙してアクセスして反対の票を急増させたのでした。

「アンケートをくるわせる反対派」

公明党の女性局はこんなかたちでアンケートを
狂わされてはかなわないと考えたのでしょう。
アンケートのフォームを閉鎖することになりました。
いまから15年ほど前、自民党内でも選択的夫婦別姓の
推進派議員が活発に動いていたころです。
自民党の法務部会で行なわれる選択的夫婦別姓法案の
議論に出てくる反対派議員の態度がすさまじいです。

「自民党法務部会の実態 民法改正法案提出阻止の現場」

はなからけんか腰だったり、因縁をつけたり、
地元の支持者を楯に取って会議をやめさせようとしたりします。
とにかく議論をつぶすことしか考えていない感じの
彼ら反対派議員たちは「過激派」と言えるでしょう。

さらには、賛成派議員の欠席が多いときに、
「みなさん忙しいから」と、賛成派のひとりが弁明すると、
「じゃあ、反対派はひまだというのか?」などと、
言いがかりをつける反対派議員もいます。

「(賛成派の)だれが何を言うか、もう顔を見ただけでわかる」と
一喝して一同をだまらせる反対派議員もいます。
「オレの目の黒いうちは、別姓など絶対に許さない」なんて、
感情むき出しの敵対心をあらわにする反対派議員もいます。
2002年に日本会議系の団体「日本女性の会」は、
選択的夫婦別姓に反対するために、署名を集めました。
集まった署名の数は、実際には54000件でした。

「日本会議・別姓反対小史」

日本女性の会は、これを「181万の署名が集まった」と
喧伝して、あちこちに圧力をかけたりしました。
このころ自民党では推進派が議連を作ったのですが、
「181万の署名」を前に45人のうち12人が脱退しました。
日本会議系など選択的夫婦別姓に反対する団体は、
自民党の選択的夫婦別姓の推進派議員の事務所に、
大量のファックスを送りつけたこともありました。
ファックス内容も事実無根や誹謗中傷レベルです。

「反対派の抵抗 反対派たちの集団ヒステリー」

前にわたしがお話したとき、「四条烏丸」は眼をそらしましたね。



付記:

山谷えり子が民主党時代に公約違反をしたことも
「過激」「攻撃的」のうちに入れてよさそうです。

「山谷えり子議員の反対声明」

山谷えり子は選択的夫婦別姓に賛成しているように見せる
ウェブサイトを作って、民主党から当選したのでした。
しばらくして選択的夫婦別姓に反対を表明する
対談記事を、雑誌『諸君!』に載せたのでした。

山谷えり子は民主党からの出馬だし、
選択的夫婦別姓には当然賛成だろうと思って
投票した有権者は、すっかりだまされたことになります。


posted by たんぽぽ at 19:49| Comment(0) | 政治活動・市民運動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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