2018年09月22日

暴言や捏造の「事実」より「可能性」

「一条戻り橋(現:四条烏丸、旧:もも281)」は、
選択的夫婦別姓の推進派による発言、
とくに反対派(非共存派)に対する批判の中に
「暴言や捏造の可能性がある」などと言っています。
とても人聞きの悪いことを言うと思います。

 


わたしを含め推進派諸氏は、つねに品行方正だとか、
どこも間違ってないと豪語するなんて、
おこがましいことはしないです。

それでも暴言や捏造の程度や頻度はごく低く、
深刻な問題が起きるほどではないとは言えるでしょう。
このような議論においては、「暴言や捏造はない」と
みなしてよいレベルだと思います。


選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)には、
はっきりと「暴言」や「捏造」と呼べるものがとても多いです。
「暴言」や「捏造」ばっかりと言っていいくらいです。

「モンスターは別姓反対派」
「過激な選択的夫婦別姓の反対派」

推進派のツイッターアカウントに対して、
「死ね死ね死ね」というリプライを投げつけた
反対派がいましたが、まさしく「暴言」そのものです。

「攻撃的な夫婦別姓反対派」

とある選択的夫婦別姓反対派の攻撃的なツイート

自民党の法務部会で反対派議員から出た、
「(賛成派の)だれが何を言うか、もう顔を見ただけでわかる」
「オレの目の黒いうちは、別姓など絶対に許さない」
といった発言も「暴言」にほかならないです。

「自民党法務部会の実態 民法改正法案提出阻止の現場」


日本会議系の団体が、選択的夫婦別姓に反対する
署名を行なったのですが、集まった数は54000件でした。
この団体はこれを「181万の署名」と喧伝したのでした。
これはまさしく「捏造」だと言えます。

「日本会議・別姓反対小史」

このせいで自民党の選択的夫婦別姓の推進派の議連に
所属する45人の議員のうち12人が脱退しました。
署名の数の「捏造」は推進派の議連に
影響を与えるほどのものだったということです。


選択的夫婦別姓の反対派は、それ自体が事実無根であり
根拠のないものであり、「捏造」と言っていいものばかりです。
「夫婦同姓は日本の伝統」「夫婦別姓で離婚が増える」
「夫婦別姓だと子どもに悪影響」「夫婦別姓は共産主義のドグマ」
「夫婦別姓はザイニチが望んでいる」「夫婦別姓で犯罪利用」などです。

このような「捏造」にもとづく認識によって、
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、夫婦別姓を求める人たちの
私生活や個人的事情を誹謗することがしばしばです。

たとえば「夫婦別姓の親御さんは、自分の子どもが
いじめられていることに気がつかないなまくらか、
知っていて保身で隠している」という具合です。
こんなのも「暴言」というものです。

「別姓夫婦の子はいじめられる?」
「別姓夫婦の子はいじめられる? (2)」


このような「暴言」を、選択的夫婦別姓の反対派は、
夫婦別姓を望んでいるかたに、つねづね言い続けているわけです。


以前「四条烏丸」に、選択的夫婦別姓の反対派こそ、
攻撃的で過激ではないかと、わたしは聞いたことがあります。
「四条烏丸」は「興味がない」と言ってきました。
(それもわたしのツイートをスクリーンショットに貼る
という皮肉なやりかたです。)

「四条烏丸」は選択的夫婦別姓の反対派による
あきらかかつたくさん存在する「暴言」や「捏造」を
いっさい問題にしないということです。


そして「四条烏丸」は選択的夫婦別姓の推進派に対しては、
暴言や捏造の「可能性」というだけで、存在するかどうかも
さだかでないのに「断じて許せません」と糾弾です。

「四条烏丸」はいちじるしくひずんだ立ち位置にいて、
狂っているとしか言いようがないです。
非差別マイノリティを踏みにじる社会的強者や既得権益者、
差別主義者にありがちな考えではあります。


「四条烏丸」は「ささやかながらあなた方の横暴に
抵抗していきます」などと意気込んでいて、
推進派と闘うことに義憤を感じているようです。

反対派の暴言や捏造は見えないし示されても見ないのに、
推進派にはとても大きな暴言や捏造があるように
見える「四条烏丸」は、選択的夫婦別姓の推進派に対して、
それだけ被害妄想にとらわれているということでしょう。
この被害妄想も差別主義者らしいと思います。



posted by たんぽぽ at 16:42| Comment(0) | 政治活動・市民運動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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