2018年09月15日

ポルノの規制で性犯罪は増えない

メインブログの9月8日エントリで、
「イギリスでポルノを規制したら強姦が増えた」と
主張する人がいたのをご紹介しました。

「ポルノの規制で性犯罪は増えない」

そこでイギリスの事例は「疑似相関」であり、
性的メディアの規制で性犯罪が増える、
もしくは性的メディアの利用で性暴力が抑制できる
ということに根拠はないことを示しました。

 
この「性的メディアで性暴力緩和論」を信じているかたは、
つぎのわたしのツイートを見てのものと思います。
「性的メディアで性暴力緩和論」の人は、
わたしに直接リプライしているのですが、
ツイートが離れているのでややわかりにくいです。


日本は性犯罪の暗数化率が、欧米の民主主義国と
比べるとずっと高いです。

「警察官の女性比率と強姦の認知件数」

また伊藤詩織さんは、自身の性被害を告白したため、
心無いバッシングにあい、日本にいられなくなりました。

「性暴力被害者が「亡命」する国」

このふたつの例は、日本では性暴力が容認される
傾向が強いことの表れであると考えれられます。
そしてこれらは性的メディアが氾濫していることの
悪影響と考えられる、ということです。



付記:

最初に少年向け雑誌に、ふつうにアダルトコンテンツが
載っていることを問題視するツイートがありました。


そこへ「アダルトコンテンツを規制しても
犯罪は生まれる」と言って、最初のかたを冷笑する
リプライがついたのでした。


それでアダルトコンテンツは、性暴力の容認傾向を
助長する可能性がある指摘を、わたしがしたということです。


posted by たんぽぽ at 12:22| Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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