虚構の「自分の会社の話」についてのツイートを、
これまでに何回か見てきました。
「賛成しているのは本当に日本人です」
「名字が同じだけで家族確認?」
「家族確認のために選択的夫婦別姓反対?」
「休日しか婚氏が使えないのが不満?」
このツイートはときどき浮上する悪質な創作らしいです。
もとになる文章があって、それを選択的夫婦別姓の反対派が
丸ごとコピーして流しているのでしょう。
おお、これ。定期的に浮上してくる悪質な創作ですね。こういう見え見えの嘘をつくから、すべてのツイートに信憑性がナクナるんですよ。
— 3a8(ab) (@saya_fairyland) 2018年9月3日
9月1日エントリで少し触れましたが、選択的夫婦別姓問題に、
ある程度以上かかわっているかたなら、もとの「フィクション」の
ツイートを見ただけで、怪しいと見当はつくと思います。
あまりこの問題にくわしくないかたが見たら、
くだんのフィクションツイートで言っていることは、
本当にあるお話として信用することもありそうです。
かかるフィクションを流す反対派(非共存派)も、
だまされて信用する人が出てくることを狙って
拡散を図っているのだろうと思います。
そこが困るんですよね。信じる人がいるかもしれない。向こうもそのつもりで拡散してるのだろうけど。戸籍姓を「使える」のが休日くらいってところが、職場で旧姓使用が強制されているかのようにミスリーディングするところが、すごく卑劣です。
— 3a8(ab) (@saya_fairyland) 2018年9月3日
「事実はなにか」より「大勢が信じるか」を重視するのが
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)です。
それゆえデマや虚構であっても、もっともらしく見えることや、
劣情に訴えることを書いて、だまされる人が少しでも
多くなるようにするからやっかいです。
このようなデマや虚構に対しては、月並みですが
事実と根拠をもって反証し、適切な情報を
提示することが、対処になるでしょう。
負担がかかることですし、効率はよくないですが、
これ以外に効果的な対処法がない以上、やむをえないです。
