2018年08月14日

差別の告発者に対して個人攻撃

わたしはジェンダー差別が存在することを、
データを用いて示すことがよくあります。

「カンフー(旧: もも281、現: 四条烏丸)」はそれを見て
なにを考えているのか、「たんぽぽは自分が努力しないのを
社会のせいにしている」などと言ってきました。

 


「カンフー(四条烏丸)」が槍玉に挙げている、
「たんぽぽの主張」は、以下のことだと思います。

1. 女性には教育リソースが割かれない

「大学進学率のジェンダー比較」
「教育の機会のジェンダー差」

2. 中卒男性のほうが大卒女性より給与が上

「学歴別年収のジェンダー差」

正確には「給与が上」ではなく「給与が同程度」です。

これらは事実を指摘しているだけです。
どこにもわたしの個人的事情は入っていないです。
どうやったら、これらの事実を指摘することが
「努力をせず社会のせいにしている」ことになるのかと思います。

「個人の置かれた不遇からの主張もかいまみえます」とも
「カンフー(四条烏丸)」は言っています。
どの主張がそうだと言うのか、具体的にご指摘願いたいです。


ジェンダー差別の現状を指摘するかたのことを、
「あいつは自分が努力していないのを
社会のせいにしている」などと言い出すのは、
差別主義者にありがちな手口のひとつです。

「カンフー(四条烏丸)」こそ、ジェンダー差別が存在する
現状を認めたくないのだろうと思います。
それで差別の告発をする人の個人攻撃をすることで、
口をふさいでだまらせようということです。

ましてやその差別的認識を確認したいから、
学歴その他の情報を教えろと、「カンフー(四条烏丸)」は、
わたしにしつこく何度も訊いてくるのですよ。
「差別したいから、必要な個人情報を教えろ」なんて、
どういう人間性なのかと思います。



差別構造の存在によって、得られる学歴や年収に
差が出ることを、個人の努力の問題に転嫁して
矮小化することも、差別主義者にありがちです。
差別を否認したいから、学歴や年収に差がつく原因を
すべて当人の努力のせいにするということです。

差別問題を指摘するかたは、個人の努力で解決できることは、
ほとんどすべてやり尽くしているのが相場です。
その上で個人の努力ではどうしても解決できない
社会構造があるから、それを問題視することになります。
「努力しないで社会のせいにしている」なんて、
軽がるしく裁断しないでいただきたいです。


posted by たんぽぽ at 23:04| Comment(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください