2018年07月03日

ドイツで日本の差別を話す理由

メインブログの6月29日エントリで、東大の学生の
ジェンダー比について触れたツイートをご紹介しました。


ここに「なぜ外国へ行って、日本の欠点を報告するのか?」
などと訊いているツイートが、リプライについています。

 

こういう「くそリプ」は通常は無視するのでしょうが、
同じことを考える人はたくさんいそうなので、
あえてこれを取り上げることにします。


ドイツで日本のジェンダー差別の現状について
お話をする理由はいたって簡単なことです。
「いろんな国のジェンダー研究者が集まる」学会だからです。
その中に日本の研究者もいるということです。
なにを当たり前のことを訊くのかと思います。

世界各国から研究者が集まっているのですから、
他国の研究者も自分の研究成果を話しているはずです。
研究対象は自分の国の問題が多いでしょうから、
自分の国にあるジェンダー差別を話しているのは、
日本人研究者だけではないと思います。

国際学会の開催国は持ち回りでしょうから、
そのうち日本でも行なわれるだろうと思います。
そのときはいろいろな国の研究者たちが
日本に来て、自分の国のジェンダー差別に関する
研究成果を発表するでしょう。


上述の「くそリプ」を投げた人は、
日本に存在するジェンダー差別の実態を外国人の前で
話されたことが、気に入らないと想像します。
それならジェンダー差別がなくなる努力をすることです。
あるいは差別をなくす運動の賛同や支援をすることです。

「差別が存在する」という事実がある以上、
それを指摘する人を「黙らせる」ことで、
表面的に「差別はなかった」ことにしようとしても、
「差別が存在する」という事実は消せないです。
事実から眼をそらすだけの「現実逃避」です。

このような「現実逃避」をしたがるのは、
差別主義者であることが多い、とも言っておきます。
「差別する人ほど差別はないと思いたい」です。


posted by たんぽぽ at 23:34| Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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