2018年06月18日

取り合いと話し合いを減らすために

メインブログのふたつの6月10日エントリでご紹介した、
個人主義や自由主義が少子高齢化を招くと信じているかたは、
ご他聞にもれず選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)です。

「個人主義・自由主義と人口政策」
「共産主義・全体主義の人口政策」

選択的夫婦別姓が認められると、子どもの苗字を
父母のどちらにするかで揉めるから反対と言っています。
反対派(非共存派)にありがちな主張だと思います。




2016年1月ごろ、首都圏で働く20-30代の女性を対象にした、
選択的夫婦別姓のアンケートを、ウートピが行なっていました。

「非改姓結婚希望が6割以上」

これを見ると、選択的夫婦別姓が認められた場合、
夫婦別姓を選ぶ(結婚改姓したくない)というかたは、
全体の63%で、約3分の2程度となっています。

夫婦別姓が可能になったら、あなたは?

同世代の男性は、ほぼ全員が「結婚改姓したくない」と
考えていると思ってよいでしょう。
よって現在の夫婦同姓の強制では、結婚したときの苗字を
男女のどちらにするかで、取り合いになると予想されます。

そうなると苗字の取り合いを減らすために、
選択的夫婦別姓を認めて、夫婦別姓を選択することを
推奨したほうが、不幸は少なくなることになります。


夫婦同姓が強制されている場合でも、
「話し合ってどちらの苗字にするか決めればいい」なんて、
最初のツイートのかたはもちろん言わないと思います。

最初のツイートのかたは「閉じた対人関係において
話し合いで決めることが増えるというのは、
それだけ不平等が増すということ」と言っているからです。


さらに最初のツイートのかたは、「話し合い」が増えることは、
自分には嬉しくないと言っていました。


閉じた対人関係において不平等が増す原因であり、
個人的にも嫌いである「話し合い」を減らすためには、
選択的夫婦別姓を認め、さらに夫婦別姓の選択を
推奨したほうがいいことになります。


最初のツイートのかたは、ご自分が問題視している
結婚するふたりのあいだでの苗字の取り合いをなくし、
不平等が増す原因になる「話し合い」を減らすために、
選択的夫婦別姓の導入に賛成していただきたいです。

あなたの理屈によれば、選択的夫婦別姓の導入だけでなく、
さらに夫婦別姓を選択する人を増やす必要もあります。
夫婦別姓の推奨も合わせてお願いします。


posted by たんぽぽ at 23:48| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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