2018年06月13日

結婚後の苗字・真の後進国はどこか?

選択的夫婦別姓を導入することは
「後進国の真似」とお考えの反対派(非共存派)です。

現代の日本で選択的夫婦別姓を導入したい理由は、
「現代の日本で生活する人にとって必要だから」です。
自分を含めた日本社会の成員のためです。
この点に関しては外国の事情など関係ないです。

 


現代の日本における自分たちの生活を
よりよいものにすることがそもそもの目的なので、
先進国にならうことはあると思います。
目的に反して本末転倒になるので、
後進国にならうことはないでしょう。

「夫婦別姓・外国を参照する意味」

選択的夫婦別姓の導入は、くだんの反対派にとって
「後進国の真似」に見えるというだけで、
実は後進国でないか、真似でないかのどちらかだと思います。
あるいは両方かもしれないです。


最初のツイートの反対派は、「後進国」とは具体的に
どこの国のことを言っているのかと思います。
2018年現在、日本は選択的夫婦別姓が認められず、
夫婦同姓が強制される、世界中でほぼ唯一の国です。

「夫婦別姓・世界各国の状況は?」

夫婦の姓を巡る各国の状況

国連女子差別撤廃条約からも、選択的夫婦別姓を
いつまでも認めないことで、勧告されること4回です。
結婚後の苗字に関して、日本はすでに国際的な水準から
すっかり取り残されてひさしいです。

結婚と苗字の関係について言えば、日本こそ「後進国」です。
それも諸外国から抜きん出ての後進国です。
他国の真似をするまでもない、というか真似する他国がないです。
選択的夫婦別姓くらい早く実現させて、
日本も国際的水準の権利保障をしろと思います。


posted by たんぽぽ at 23:25| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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