現在の日本社会で女性が主体的に生きられると
思っているこのかたは、「日本は年金が充実している」という、
とても衝撃的なことを言っています。
日本は少子高齢化によって年金が破綻すると
言われるようになって、だいぶ経っていると思います。
それこそ「どこの日本のお話かわからない」です。
加えて今問題なのは「日本が」社会として上手く回ってるかということなので、例え女性の非正規雇用比率が高くとも配偶者控除や扶養手当や年金などの社会保障が充実している日本では世帯所得が安定しておりシステムとして他国より劣っているとは言えないと思いますが?(どこの国の話かわかりませんが)
— chalrotterant(シャル) (@chalrotterant1) 2018年2月23日
現状では年齢層が若いほど、年金のために支払う額が大きく、
受け取る額が少なくなり、差し引きは大幅なマイナスとなります。
日本の年金は未来がないことはあきらかです。
ため息しか出ない
— 名もなき投資家(一般市民・立憲主義) (@value_investors) 2014年12月12日
■年金問題
年代 受給額-支払額
20代 -2240万円
30代 -1700万円
40代 -1050万円
50代 -260万円
60代 +770万円
70代 +3090万円 pic.twitter.com/18CgkpSwPw
2016年11月に、年金の支給額を2021年度から
減額する法案が、衆議院で可決しました。
具体的には、現役世代の賃金の低下に応じて、
年金の支給を減額できるようにするというものです。
「年金改革法案 衆院厚労委で可決 賃金に合わせ減額」
「年金安定へ支給抑制 改革法案が衆院通過」

これは少子高齢化によって、受給世代の人数が増える一方、
現役世代の人数が減ったり、賃金水準が下がったりで、
社会の年金に対する負担が大きくなっているからです。
それゆえこうでもしないと、現役世代の将来の年金を
確保することが難しいと考えられるからです。
日本の年金はやせ細り続けているということです。
年金を受け取り始めることができる年齢を
引き上げる議論も、よくなされていると思います。
今年の2月に閣議決定した「高齢社会対策大綱」では、
70歳になってからも年金を受け取り始めるかどうかを
選べるようにすることを検討しています。
「年金、「70歳超開始も選択可」検討へ 大綱を閣議決定」
これは受け取るかどうかを本人が決められるので、
比較的問題は少ないだろうと思います。
それでも今後の財政状況によっては、
年金を受け取る場合の条件が厳しくなったり、
受給開始年齢がさらに高くなる可能性もあるでしょう。
日本の年金は現時点ではじゅうぶんな額が
支給されているかというと、そうではないです。
すでに「充実している」とは言えない状況であり、
ここからさらに年金の受給額を減らさないと
財政がもたなくなっているということです。
高齢層の医療費負担が増えることなどを合わせると、
年金受給世代の生活は、年金の減額という
直接的なもの以上に厳しいものになるでしょう。
安倍総理、心からのお願いです。
— 黒崎 静香 (@minus8su) 2018年1月13日
これ以上、年金を削るのはやめて下さい。
私が民生委員で担当している町営住宅にお住いのご夫婦は、
年金11万円で本当にギリギリ以下の生活をしています。
生活保護を勧めましたが、
行政の世話にはなりたくないということです。
ご夫婦を訪問するが、つらいです。
高齢者をどこまでいじめるつもりか。年金カット、介護切り下げに続き、70歳以上の医療費負担をさらに増やす。年収370万円未満の住民税課税1243万人は月額1万3千円の負担増…。その増収分は、自衛隊の次期ステレス戦闘機(1機130億円、42機購入)の5機分に過ぎない。間違っている! pic.twitter.com/XagVQFPmab
— knamekata (@knamekata) 2016年11月29日
「ナティクシス・グローバル・アセット・マネジメント」社による
「2017年世界年金受給者生活水準ランキング」によると、
日本の年金水準は、調査対象43カ国中22位です。
中程度ですから「充実している」とは言えないでしょう。
22位はすべての項目を合わせた総合順位です。
「退職後の経済状態」という項目にかぎると、
日本のランキングは圏外になります。
国際的に見ても、日本の年金は「充実している」
どころではなく、すでにやせ細っているということです。
「死ぬまで働く以外に道はないのか? 最底辺に墜ちた日本人の老後」
