2018年04月20日

出産するべきは男児?女児?

「女はお国のために男児を出産しろ」という、
かなりストレートなジェンダー差別的主張をしているかたです。
「子どもを出産しろ」ではなく「男児を出産しろ」とまで
言っているのが、その差別意識をさらに強烈にしています。

いろいろ言いたいことはあると思います。
ここではその理屈でなぜ「男児を出産しろ」となるのか、
ということを問題にしたいと思います。

 


男性はひとりいればリカバーが可能と言うのなら、
男児はひとり産まれるだけでじゅうぶんと言えます。
女性の出産能力は代わりが不可能だと言うのなら、
女児をたくさん産む必要が出てきます。
ここは「女児を出産しろ」でなければおかしいでしょう。


想像するに「男ひとりで大勢の女とやりたい」、
「子どもは女子より男子を優遇するべし」という
複数の男性中心的な考えが交錯して、自分の考えに矛盾が
出ていることに、気がつかないものと思います。


posted by たんぽぽ at 23:20| Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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