かなりストレートなジェンダー差別的主張をしているかたです。
「子どもを出産しろ」ではなく「男児を出産しろ」とまで
言っているのが、その差別意識をさらに強烈にしています。
いろいろ言いたいことはあると思います。
ここではその理屈でなぜ「男児を出産しろ」となるのか、
ということを問題にしたいと思います。
男は、替えがきく。(男が99人死んでも、1人残っていれば、最悪、リカバー可能)
— 特許翻訳者RLX (@rlx_translator) 2018年4月3日
しかし、女性の出産能力は代替えが不可能。
なので、女性は、お国のために、男子を出産しなさい。
男性はひとりいればリカバーが可能と言うのなら、
男児はひとり産まれるだけでじゅうぶんと言えます。
女性の出産能力は代わりが不可能だと言うのなら、
女児をたくさん産む必要が出てきます。
ここは「女児を出産しろ」でなければおかしいでしょう。
元のツイートの意味がわからなかった。男は替えがきくけど女性はきかないので「女児を」出産しろ(を書き間違えた)ということ?
— Hiro T (@HiroT2050) 2018年4月3日
想像するに「男ひとりで大勢の女とやりたい」、
「子どもは女子より男子を優遇するべし」という
複数の男性中心的な考えが交錯して、自分の考えに矛盾が
出ていることに、気がつかないものと思います。