2018年03月27日

否定されすぎて疲弊した心?

メインブログの3月24日エントリでご紹介した
「しこり」発言のかたのツイートを読んで、
涙が出るくらい感動したかたがいらっしゃります。

「しこり」発言のかたに賛同するのですから、
選択的夫婦別姓を希望しているかたではないと思います。
真ん中でわけたら反対派寄りのかただと思います。

 

「否定されすぎて疲弊した心に言葉が染みた」と
言っているのですが、「否定」とは具体的には
だれにどんなことをされたのかが気になります。


選択的夫婦別姓を希望するかたは、
これまでに反対派からさんざん否定されてきた、
膨大にして揺るぎない現実があります。
メインブログの1月4日エントリで触れています。

「自分が否定される気がする?」

現行民法が夫婦別姓の選択を認めないという
あからさまに制度の上で「否定」される事実があります。
現在にいたるまで、国会や司法によって
選択的夫婦別姓法案の可決が阻止され続けたことも、
夫婦別姓の希望者を明確に「否定」しています。

まがりなりにも事実婚や通称使用が
市民権を得たとはいえ、これらは夫婦同姓の法律婚と
比べると権利が限定的になります。
また通称使用を認めず、戸籍の苗字を要求する職場や
資格、身分証明のたぐいは、まだまだ多いです。
これらも夫婦別姓が「否定」されていると言えます。

個人レベルでも、「夫婦別姓はわがまま」とか
「子どものことを考えていない」といった
いわれのない中傷を始め、「日本の伝統に反する」とか
「国家崩壊の陰謀」とか、社会の危険分子
呼ばわりをされることさえあります。


最初のツイートのかたは涙が出たり、
心が疲弊するくらいですから、選択的夫婦別姓の
希望者や推進派が、反対派からされた「否定」より、
さらに深刻な「否定」のされかたをしたと想像します。

具体的になにがあったのかと、ツイッターで
少しお尋ねしたのですが、お返事はなかったです。
(内容的に他人に言いたくないことである、
という可能性はもちろん考えられます。)




選択的夫婦別姓に反対することで、
他者の権利を侵害する抑圧者や差別主義者として
批判されたことを「否定されすぎた」と
言っているのでは、まさかないですよね?


posted by たんぽぽ at 23:00| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください