2018年03月20日

専業主婦希望の女性が多い?

なぜだか「結婚したら夫に養われたいと思っている
女性のほうが圧倒的に多い」と思っている男性がいます。
なにを根拠にこのように考えるのかと思います。


 
18-34歳の未婚女性を対象にした調査である
厚生労働省の『出生動向基本調査』を見ると、
専業主婦希望の女性は2015年は8%程度です。

「未婚女性の予定ライフコース」


結婚して子どもを持つが仕事も続ける「両立」は28%程度、
結婚せず仕事を続ける「非婚就業は」22%程度です。
これらだけですでに未婚女性全体の半数です。
最初のツイートのかたが「圧倒的に多い」と
思っている女性は、問題なく少数であることがわかります。


以前、若い女性の専業主婦願望について、
話題になったことがありました。
そのとき専業主婦願望の女性が多いように
メディアで報じられたので、最初のツイートのかたは、
それを意識しているのかもしれないです。

「若い女性の専業主婦願望」

あえて専業主婦を志望する女性は、
1. 相手の男性に家事が期待できない
2. 女性の就職がむずかしい&妊娠出産後仕事を続けるのがむずかしい
という理由によります。

男性の意識や社会の仕組みが依然として男性中心で、
女性が結婚して仕事を続けることに対応していないので、
なかばあきらめるように専業主婦を希望するということです。

これは消極的な希望であり、最初のツイートのかたが
思っているような、「安定した結婚生活が送れるなら、
ぜひそうしたい」という、積極的な希望ではないです。


最初のツイートの男性は、なぜ「安定した結婚生活が
送れるなら、専業主婦になりたいと考える女性が
圧倒的に多い」と思ったのかが、気になります。
事実やデータによる裏付けがないことは、
ここでお話したようにすぐにわかるからです。

このツイートのかただけでなく、少なくない男性が
同じような女性観を持っているとも考えられます。
それゆえなおさらそのような結論にいたった
プロセスをはっきりさせたいところです。

(まさか「女は結婚したら働かないで、
男に養われるべきだ」という自分の「願望」を
「現実」だと思いたい、ということではないですよね?)


posted by たんぽぽ at 22:58| Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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