議論したがらないと思っている反対派です。
子どものことについても、選択的夫婦別姓の推進派は、
たくさん情報を提示し、議論をしていますよ。
あなたがそれを知らないだけです。
ほんとこれ
— 湯 (@yubusnagano) 2018年3月9日
親と子が別姓であって欲しくないから、必然的に夫婦同姓になるのが当たり前の事
いつも不思議に思うんだけど、夫婦別姓を訴える人って子供の事に触れて欲しくないんじゃないかなって
そこが理論武装できていない=論理破綻してるので夫婦別姓はありえないワケよ https://t.co/Fk9sJyuC2D
選択的夫婦別姓に関する、子どものことの情報や議論は、
メインブログの3月18日エントリで示しています。
こちらをご覧になればいいでしょう。
「長尾たかし・選択的夫婦別姓に反対」
「結婚改姓が嫌な子どもの気持ち」
夫婦別姓の家庭の子どもを対象にしたこのアンケートは
2001年に行なわれたもので、いまから17年前です。
ずいぶんむかしから議論されているということです。
「「子どもがかわいそう」って、ほんとなの?~別姓夫婦の子どもたちのアンケート調査結果概要~」
推進派は子どものことを議論しないなんて、
どれだけ「周回遅れ」の認識かと思います。
このような反対派の言説が放置されると、
選択的夫婦別姓の推進派は、本当に子どものことを
議論していないと第三者に思われる
「足止め効果」をもたらすことにもなります。
「反対派の足止め効果を防ぐ」
「夫婦別姓を訴える人って子供の事に触れて
欲しくないんじゃないかな」と、上述の反対派は言っていますが、
なにを根拠にそう言うのかと思います。
反対論者によって、根拠なく夫婦別姓の家庭の子が
「かわいそう」とか「いじめられている」とされるのは、
ほとんどの推進派はとても嫌だと思うでしょうが、
それを言っているのではないでしょう。
「別姓夫婦の子はいじめられる?」
「別姓夫婦の子はいじめられる? (2)」
「理論武装できていない=論理破綻してる」のも
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)です。
夫婦別姓の家庭の子どもがいじめられるとか
かわいそうという事実をぜんぜん示さないからです。
上記反対派のツイートがリンクしている国会議員のかたも、
「自分の子どもが夫婦別姓は嫌だから」という一例だけで、
「どこの子どもも夫婦別姓は嫌にちがいない」と
一般化するというていたらくです。
これも2001年なので17年前ですが、
選択的夫婦別姓の反対派が、子どもは夫婦別姓を
嫌がっているという調査を示したことがありました。
「別の調査」
「そうそう、出典は明らかに・・・ん?」
これはなにを思ったか、ものごころついたときから
夫婦同姓の家庭の子どもに訊いています。
それゆえその子どもが夫婦別姓に抵抗を
示したところで、無理もないと思います。
このような調査は、最初から夫婦別姓の家庭で、
ものごころついたときから夫婦別姓の
子どもに訊かないとほとんど意味がないです。
こんなバイアスのかかった恣意的な調査を
持ち出してくるのですから、やはり選択的夫婦別姓の
反対派こそ「理論武装」できていなくて
「論理破綻」していると言わざるをえないです。
付記:
選択的夫婦別姓の問題で、子どものことを
さきに言い出したのは、反対派からです。
政治問題で子どもを持ち出すのは、
分が悪い証拠だと言われることがあります。
「推進派は論理破綻している」なんて喝破する
選択的夫婦別姓の反対派も、実は自分たちは劣勢だと
内心思っているのではないかとも思います。
「政治問題に持ち出す子ども」
政治的な問題に「子供が〜」を持ち出すというのは分が悪い証拠って聞いたことあります!
— 和田みさき (@wada_misaki) 2015年2月19日