2018年03月18日

子どものこと?議論していますよ

選択的夫婦別姓の推進派は、子どものことについて
議論したがらないと思っている反対派です。

子どものことについても、選択的夫婦別姓の推進派は、
たくさん情報を提示し、議論をしていますよ。
あなたがそれを知らないだけです。


 
選択的夫婦別姓に関する、子どものことの情報や議論は、
メインブログの3月18日エントリで示しています。
こちらをご覧になればいいでしょう。

「長尾たかし・選択的夫婦別姓に反対」
「結婚改姓が嫌な子どもの気持ち」

夫婦別姓の家庭の子どもを対象にしたこのアンケートは
2001年に行なわれたもので、いまから17年前です。
ずいぶんむかしから議論されているということです。

「「子どもがかわいそう」って、ほんとなの?~別姓夫婦の子どもたちのアンケート調査結果概要~」

推進派は子どものことを議論しないなんて、
どれだけ「周回遅れ」の認識かと思います。
このような反対派の言説が放置されると、
選択的夫婦別姓の推進派は、本当に子どものことを
議論していないと第三者に思われる
「足止め効果」をもたらすことにもなります。

「反対派の足止め効果を防ぐ」


「夫婦別姓を訴える人って子供の事に触れて
欲しくないんじゃないかな」と、上述の反対派は言っていますが、
なにを根拠にそう言うのかと思います。

反対論者によって、根拠なく夫婦別姓の家庭の子が
「かわいそう」とか「いじめられている」とされるのは、
ほとんどの推進派はとても嫌だと思うでしょうが、
それを言っているのではないでしょう。

「別姓夫婦の子はいじめられる?」
「別姓夫婦の子はいじめられる? (2)」



「理論武装できていない=論理破綻してる」のも
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)です。
夫婦別姓の家庭の子どもがいじめられるとか
かわいそうという事実をぜんぜん示さないからです。

上記反対派のツイートがリンクしている国会議員のかたも、
「自分の子どもが夫婦別姓は嫌だから」という一例だけで、
「どこの子どもも夫婦別姓は嫌にちがいない」と
一般化するというていたらくです。


これも2001年なので17年前ですが、
選択的夫婦別姓の反対派が、子どもは夫婦別姓を
嫌がっているという調査を示したことがありました。

「別の調査」
「そうそう、出典は明らかに・・・ん?」

これはなにを思ったか、ものごころついたときから
夫婦同姓の家庭の子どもに訊いています。
それゆえその子どもが夫婦別姓に抵抗を
示したところで、無理もないと思います。

このような調査は、最初から夫婦別姓の家庭で、
ものごころついたときから夫婦別姓の
子どもに訊かないとほとんど意味がないです。

こんなバイアスのかかった恣意的な調査を
持ち出してくるのですから、やはり選択的夫婦別姓の
反対派こそ「理論武装」できていなくて
「論理破綻」していると言わざるをえないです。



付記:

選択的夫婦別姓の問題で、子どものことを
さきに言い出したのは、反対派からです。
政治問題で子どもを持ち出すのは、
分が悪い証拠だと言われることがあります。

「推進派は論理破綻している」なんて喝破する
選択的夫婦別姓の反対派も、実は自分たちは劣勢だと
内心思っているのではないかとも思います。

「政治問題に持ち出す子ども」




posted by たんぽぽ at 11:51| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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