2018年03月11日

男性のほうが強い結婚願望

染色体を持ち出した攻撃的なユーザIDのミソジニーのかたは、
女性より男性のほうが結婚願望が少ないとお考えです。



 
『第6回世界価値観調査』によると、日本の未婚男性の不幸感は
女性や既婚者、他国の人と比べて飛び抜けて高いです。

「日本の未婚男性の不幸感」
「日本の未婚男性の不幸感(2)」
「結婚に夢見る男のきわみ」

30~50代男女の不幸感(既婚者と未婚者の比較)

30~50代男女の不幸感(既婚者と未婚者の比較)

「未婚ゆえに不幸」というのは、それだけ「結婚したいけれど
結婚できずにいる」ということを示すことになります。

よって「男性が結婚しない理由は『結婚してくれる
女性がいないから』」という、最初に「メンズ」氏が
反論した考察は、じつは妥当であることがわかります。



男性のほうが女性より結婚願望が強いことや、
結婚生活に依存していることを示す事実は、ほかにもあります。
離婚を切り出すのは、妻からより夫からのほうが少ないです。

「離婚に関するジェンダー差」

高齢者にかぎりですが、配偶者は頼りになると思っている人や、
生まれ変わったら現在の配偶者とまた結婚したいと思う人も、
女性より男性のほうが多いです。

「独身者時代と結婚への依存」

「きもくて金のないおっさん」に代表される、
結婚対象や恋愛対象のいないことに被害意識を持つ
「非もて」も、ほとんど例外なく男性です。

「フェミニズムと弱者男性」

男性のほうが結婚願望が強い理由として、
結婚生活は男性中心なので、結婚によって得られるものが
男性は多いこともあるのでしょう。
とくに日本の場合、既婚男性が雇用や賃金で
格段に優遇されることは、その一例だと思います。

「男は結婚で年収が増える」


「メンズ」氏は自分が女性と結婚したくないので、
ほかの男性の多くもそうだと思っているようです。
世の中の多数の(日本の)男性は、「メンズ」氏と違って
かなり結婚願望があるもののようですよ。




posted by たんぽぽ at 14:46| Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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