深まらないのでは?と余計な心配をしているかたは、
夫婦同姓の場合、自分の苗字に改姓してくれた相手に
感謝や責任感が生まれるとも言っています。
別姓を完全否定するつもりはありません。検証の一つとして提言したまでです。
— hiro (@hiroforjapan) 2018年2月15日
姓を統一する事にプラスを感じてる人もいるということを言いたかっただけですよ。姓を合わせてくれた人に感謝や責任感は生まれると思うので。
また、別姓を選べる事によって生まれる悲劇もあるかもです。
多くの男性は、結婚相手の女性が自分の苗字に
改姓することを当然と思っています。
相手の女性が結婚改姓したくないと言うと、
「ぼくのこと愛してないの?」とか言ったりして、
女性に誠意がないかのようにみなされます。
女性が自分の苗字に改姓したところで、たいていの男性は
「あたり前のことをしてもらった」という意識だと思います。
感謝や責任感はべつだん生まれないと思います。
実際、感謝や責任感がわいたというお話を聞かないです。
感謝や責任感が生まれてくる男性がいるとしたら、
苗字や結婚の問題にかなり見識のあるかただと思います。
それくらいのかたであれば、結婚相手の女性に望まない
改姓をさせようなんて、もとより思わないでしょうから、
夫婦別姓を選択する可能性が高いです。
それでもそうした人が夫婦同姓を選択するとしたら、
よほどやむをえない事情があるということだと思います。
かなりのレアケースと見てよいでしょう。
結婚相手の男性が自分の苗字に改姓してくれた
女性であれば、感謝や責任感を持つかたも
いらっしゃるのではないかと思います。
結婚改姓するのは女性というのが当然という状況です。
婚姻の96%程度のケースで女性が改姓します。
男性が改姓するケースはないと言っていいくらいです。
男性が妻の苗字に改姓する「女姓婚」が話題になったことが
ありましたが、産経新聞のアンケートによると31%が反対です。
この数字は小さくないと思います。
「女姓婚のアンケート」
(1)女姓婚に賛成か
69%←YES NO→31%
それでもアンケートに答えるかたは、
実際に「女姓婚」をするのは他人と考えていると思われるので、
このくらいの数字ですんでいるとも言えます。
自分や自分の縁者が「女姓婚」をするとなると、
反対する人はもっと多いのではないかと思います。
男性が結婚改姓する結婚は、ほとんどかならずと言っていいくらい、
家族や親族のだれかが反対するからです。
いや、男性が姓を変えて結婚するのに反対されなかった人は見たことないですね。
— わんわん (@wanwan_nz) 2018年1月19日
改姓不利益、行きます
・氏名上半分が変わり、別人になったと新婚早々心を病む人もいる
・男性の場合勤め先で旧姓使用は難しい
・改姓前と改姓後が同一人物と言う証明をいちいちしなければならない
それに加えて、アイデンティティの問題とか、
職業上のキャリアの問題とか、名義変更といった、
結婚改姓にともなう不利益を、結婚相手の男性が
すべて引き受けてくれることになります。
男性はほとんどかならず結婚改姓しないという
社会通念のもと、大勢からの反対に抵抗して、
さらに通常なら自分が引き受けることになる
改姓の不利益まで全部引き受けてもらえるわけです。
そこまでしてくれた夫に感謝や責任感を持つ女性も、
きっといらっしゃるだろうと思います。
男性が結婚改姓するケースは、婚姻全体の4%程度と
ごくわずかですから、こうしたことも
「ほとんどない」と言っていいでしょう。