2018年03月06日

迷惑になるのは別姓反対派

立憲民主党は政権を本気で取る気があるから、
選択的夫婦別姓を公約にするのだという、
前のエントリでお話したようなことをリプライしたら、
「メルシーキャット」はこんなことを言ってきました。



あなたのような選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)こそ、
夫婦別姓を望む人たちの迷惑やら妨害やら
権利の侵害を、たくさんしていると思います。

 
反対派(非共存派)は選択的夫婦別姓の実現に
反対し法案成立を阻止し続けているという、
陽を見るよりあきらかな妨害、権利の侵害があります。

まがりなりにも事実婚や通称使用が
市民権を得たとはいえ、これらは夫婦同姓の法律婚と比べると
権利や認められる範囲が限定的になります。
これらも選択的夫婦別姓の希望者に対する、
反対派からの妨害や権利の侵害と言えます。


反対派は個人レベルでも「夫婦別姓はわがまま」とか
「子どものことを考えていない」といった
いわれのない中傷をしたり、「日本の伝統に反する」とか
「国家崩壊の陰謀」とか、社会の危険分子
呼ばわりをすることがあります。

さらに反対派は「選択的夫婦別姓を導入すると
離婚が増える」とか「子どもがいじめられる」とか
「犯罪の温床」とか「在日外国人の通名が関係している」とか、
根拠のないデマをいくつも流します。

こうしたことも選択的夫婦別姓を希望する人たちに対する、
反対派からの妨害や権利の侵害にほかならないです。


「メルシーキャット」も、利権屋がどうしたとか
税負担したくないからこうしたとか、問題のツイートでも
マイナンバーがああしたとか、ごちゃごちゃ言っています。
これらも選択的夫婦別姓を希望する人に対する
迷惑や妨害や権利の侵害になっています。

「選択的夫婦別姓に絡む利権者?」
「夫婦別姓・導入コスト負担の責任」
「本気で政権を取るから公約」

選択的夫婦別姓の推進派がしていることは、
みずからの権利を獲得するために、
法案の実現を要求し活動をすることです。
そして反対派によるいわれのない中傷に反論し、
反対派の流す根拠のないデマを訂正して、
適切な情報を提供するという努力です。

「メルシーキャット」を含めた選択的夫婦別姓の
反対派が、自分たちに対して迷惑やら妨害や
権利の侵害をするから、それに対処するだけです。
それを「選択的夫婦別姓の反対派に対して
迷惑になっている」と言われるいわれはないです。


「メルシーキャット」は「夫婦同姓選択者の
迷惑にならない様に」という言いかたをしています。
単に夫婦同姓を選択するだけの人に対しては、
選択的夫婦別姓の推進派は、ここで述べたような
「対処」や「反論」さえもしないです。

自分は夫婦同姓を選択しても、選択的夫婦別姓に
賛成であれば、なにも問題はないからです。
推進派は自分の夫婦別姓の選択が妨害されなければ、
他人が夫婦同姓を選択することに対して、
なにも関知しないということです。

それをあたかも単に夫婦同姓を選択するだけの人に対しても、
推進派が迷惑をかけるような言いかたをするのは、
恣意的な印象操作と言わざるをえないです。

「メルシーキャット」のこういう印象操作も、
推進派に対する反対派からの迷惑とか妨害とか、
権利の侵害であり、対処が必要になるということです。


posted by たんぽぽ at 23:18| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント