男性のかたも、結婚相手のかたが改姓したくない場合、
自分が改姓して夫婦同姓にするのが筋だと思います。
日ごろからそう公言してほしいものです。
夫婦別姓の方が嫌。
— spring-into-action (@c_ra35) 2018年1月18日
あれは家庭の絆を破壊しているとしか
解釈が出来ない。
上記ツイートの反対派のかたも、相手の女性が
改姓したくない場合、ぜひご自分がお相手さんの
苗字を名乗って、夫婦同姓とされたいです。
想定しているケースは、おたがいの希望が
自分(男性): 夫婦同姓がいい
相手の女性: 結婚改姓したくない
ですから、自分が改姓すれば双方の希望がかないます。
これでなにも問題ないはずです。
上記ツイートのかたもそれを訊かれていました。
そうしたら「跡取りが居なくて婿養子になって欲しいと
言われたら僕はなりますよ」などと言ってきました。
例えば跡取りが居なくて婿養子に
— spring-into-action (@c_ra35) 2018年1月19日
なって欲しいと言われたら
僕はなりますよ。
それは夫婦別姓とはまた違うのでは
ないのですか?
そんな「条件付き」ではなく、相手の女性が改姓したくないなら、
ほかの条件がどうであっても、そんなことに関係なく、
ご自分が相手の女性の苗字に改姓されたいです。
「夫婦同姓であるべき」なら、自分から改姓して
夫婦同姓にする、それが当然だと思います。
この反対派は「跡取りが居なくて婿養子になって欲しいと
言われ」なければ、相手の女性が改姓したくなくても、
自分は相手の苗字に改姓せず、相手の女性に改姓させて
自分の苗字を名乗らせるということでしょうか?
「夫婦同姓であるべき、でも自分は改姓しない」のでしたら、
選択的夫婦別姓の反対派が大好きでよく使うことばである
「わがまま」と表現されることだと思います。
上記ツイートの反対派は、「婿養子」うんぬんと言っています。
現行民法に「婿養子」はないという批判もありますが、
それはいまは置いておいて、ここでは文脈から
「その家の跡取りになること」と考えておきます。
この反対派が言わんとしていることは、
「跡取りになるのがその家の娘ではなく自分であれば、
その家の苗字に改姓する」ということになりそうです。
自分が跡取りでないなら、改姓しないのかもしれないです。
自分が改姓するのは、自分にその家で特典があるとか、
男の自分が妻よりも優位に立てる条件がある場合だ、
それが自分が改姓するための交換条件だ、ということです。
なにを虫のいいことを考えているのかと思います。
「跡取りがいなかったら婿養子になる」って、単に妻姓を名のるってことじゃないよな。「跡取り」じゃなければ(妻が姓を変えたくないという理由では)ダメとか(そもそも跡取りとか現民法にはないけど)、「婿養子」じゃなきゃダメとか。めんどくさそうな相手なのでエアリプだけど。
— 紗綾(さぁや) (@saya_fairyland) 2018年1月19日
「跡取りがいなければ婿養子」って考え方は、つまり、妻側に相続するに足る大きなもの(土地建物、財産、場合によっては地元の名士としての立場)がある前提だよね。ハッキリ言って、ずいぶんヨコシマな動機だよな。
— 紗綾(さぁや) (@saya_fairyland) 2018年1月19日