圧力がかかると思っている反対派(非共存派)です。
同じようなことを思っている反対派は、結構多そうです。
選択的夫婦別姓の導入に賛成している人は想像力が足りない。導入されれば事実上、選択を強要される。役所では「別姓にしなくて良いのですか?」と怪訝な顔で言われ、学校では「別姓にするべき。この尊重だ!」と刷り込まれる。特に導入は戸籍廃止の第一歩に必ずなる。
— 近藤弘孝 (@hirotaka1126) 2018年1月22日
選択的夫婦別姓の導入に賛成しているかたは
じゅうぶんな想像力をお持ちだと思います。
このような主張をする反対派こそ、想像力が足りているのではなく、
「疑心暗鬼」と「被害妄想」が過剰にあるのだと思います。
いままで自分たちが夫婦別姓の希望者、実践者に
圧力をかけ続けてきたので、選択的夫婦別姓が実現したら、
今度は相手から自分たちに同じことをしてくる
とでも思っているのかもしれないです。
選択的夫婦別姓の推進派は、同姓を希望する人の
選択を侵害しないという、反論できない特徴があるので、
「推進派も自分のカチカンを押し付けてくる」
という状況をなんとか作りたいという、
戦略的なものもあるのかもしれないです。
役所の窓口の職員が、婚姻届けを提出する人に
訊き返す可能性が高いのは「妻の苗字を選んで夫婦同姓」
というケースではないかと思います。
レアケースなので、書類の記入を間違えたのかもしれない
という可能性を考えての、確認のためです。
「奥さんの姓でいいんですか?」は言われたなぁ…。 https://t.co/Z6TXSuAbC7
— Honda@GG114 (@ST5388) 2018年1月22日
選択的夫婦別姓が認められたあとも、もっともレアなケースは
やはり「妻の苗字を選んで夫婦同姓」でしょうから、
このあたりは変わらないだろうと思います。
仮に役所の窓口の職員が「「別姓にしなくて
良いのですか?」と怪訝な顔で」本当に言ってきた
ところで、だからなんなの?とわたしは思います。
ご自分にとって、夫婦同姓を選択することに
なんら問題ないなら、「いや夫婦同姓でいいのだ」と、
堂々と言えばいいだけのことだと思います。
現状でも夫婦別姓を選択しているかたは、
家族親族や友人知人から、「怪訝な顔」どころか、
さまざまな圧力をかけられることがあります。
それでも堂々と自分たちの選択を主張しています。
選択的夫婦別姓の反対派は、夫婦別姓の実践者や
希望者に対して、赤の他人でありながら
さまざまな圧力や心ない中傷をぶつけます。
そこへもってきて自分が「怪訝な顔をされた」くらいで、
なにを泣きごとを言っているのかと思います。
「学校では「別姓にするべき。この尊重だ!」と
刷り込まれる」というのも、そんなことをする教師が
本当にいるなら、現時点で選択的夫婦別姓の導入を
強く訴えていると思いますし、またまわりの人たちにも
夫婦別姓を勧めて回っていると思います。
実際に選択的夫婦別姓が導入された場合、
「ジェンダー平等と多様性の尊重の観点から導入された」
くらいのことを言う教師はいるかもしれないです。
あるとしたらそれくらいだと思います。
ついでながら「別姓にするべき。この尊重だ!」は、
ちょっとおかしな表現ですね。