2018年02月04日

別姓を選択する圧力がかかる?

選択的夫婦別姓が導入されると、夫婦別姓を選択するよう
圧力がかかると思っている反対派(非共存派)です。
同じようなことを思っている反対派は、結構多そうです。



 
選択的夫婦別姓の導入に賛成しているかたは
じゅうぶんな想像力をお持ちだと思います。
このような主張をする反対派こそ、想像力が足りているのではなく、
「疑心暗鬼」と「被害妄想」が過剰にあるのだと思います。

いままで自分たちが夫婦別姓の希望者、実践者に
圧力をかけ続けてきたので、選択的夫婦別姓が実現したら、
今度は相手から自分たちに同じことをしてくる
とでも思っているのかもしれないです。

選択的夫婦別姓の推進派は、同姓を希望する人の
選択を侵害しないという、反論できない特徴があるので、
「推進派も自分のカチカンを押し付けてくる」
という状況をなんとか作りたいという、
戦略的なものもあるのかもしれないです。


役所の窓口の職員が、婚姻届けを提出する人に
訊き返す可能性が高いのは「妻の苗字を選んで夫婦同姓」
というケースではないかと思います。
レアケースなので、書類の記入を間違えたのかもしれない
という可能性を考えての、確認のためです。


選択的夫婦別姓が認められたあとも、もっともレアなケースは
やはり「妻の苗字を選んで夫婦同姓」でしょうから、
このあたりは変わらないだろうと思います。


仮に役所の窓口の職員が「「別姓にしなくて
良いのですか?」と怪訝な顔で」本当に言ってきた
ところで、だからなんなの?とわたしは思います。
ご自分にとって、夫婦同姓を選択することに
なんら問題ないなら、「いや夫婦同姓でいいのだ」と、
堂々と言えばいいだけのことだと思います。

現状でも夫婦別姓を選択しているかたは、
家族親族や友人知人から、「怪訝な顔」どころか、
さまざまな圧力をかけられることがあります。
それでも堂々と自分たちの選択を主張しています。

選択的夫婦別姓の反対派は、夫婦別姓の実践者や
希望者に対して、赤の他人でありながら
さまざまな圧力や心ない中傷をぶつけます。
そこへもってきて自分が「怪訝な顔をされた」くらいで、
なにを泣きごとを言っているのかと思います。


「学校では「別姓にするべき。この尊重だ!」と
刷り込まれる」というのも、そんなことをする教師が
本当にいるなら、現時点で選択的夫婦別姓の導入を
強く訴えていると思いますし、またまわりの人たちにも
夫婦別姓を勧めて回っていると思います。

実際に選択的夫婦別姓が導入された場合、
「ジェンダー平等と多様性の尊重の観点から導入された」
くらいのことを言う教師はいるかもしれないです。
あるとしたらそれくらいだと思います。

ついでながら「別姓にするべき。この尊重だ!」は、
ちょっとおかしな表現ですね。


posted by たんぽぽ at 09:24| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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