誰もが我慢はしています」などと言う選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)がいます。
ようは選択的夫婦別姓が実現しなくても、
夫婦別姓を希望する人たちは我慢しろということのようです。
しまいます。あなたのように、個人的理由で別姓導入を急ぐ人たちを利用して、拙速に法を「改悪」しようとしていると考えています。気持ちや不利益を考えればお気の毒とは思いますが、自分の思い通りにならない理不尽な法は多くあり、誰もが我慢はしています。熟議の後、適正な別姓モデルとそこにいたる
— 楠木雲太郎 (@hoshina17) 2018年1月11日
「あいつらがもう少し口を慎めば、社会はもう少し
よくなるだろう」という、権威主義者にありがちな発想です。
差別その他の不合理で、被害を受けたり理不尽な思いを
している人たちが、自分たちの置かれている
現状を訴えることで、その問題が可視化され、
社会は改善のために動くことになります。
被害を受けている人たちがだまったら、
その問題はだれにも気付かれず放置され続けます。
「口を慎む」ことによって、社会は差別その他の
抱えている問題が地下にもぐり温存され、
どんどん悪化することになります。
そんなことを言うならこの反対派にとって、
選択的夫婦別姓が実現するのは
「自分の思い通りにならない」ことでしょうから、
「我慢」してだまって見ていればいいと思います。
「我慢をするものだ」と言う人が我慢することです。
そうしたらこの反対派は、選択的夫婦別姓の実現によって
自分が我慢することはなにもない、などと言ってきました。
よくこんなことがしゃあしゃあと言えるものです。
勘違いしているようですが、別に俺は別姓選択になっても何も「我慢」することはありませんね。俺自身に関しては。
— 楠木雲太郎 (@hoshina17) 2018年1月15日
「別姓急進派は、明らかに子供の利益について
軽視している」とか、「別の本当の動機から
利用しようとする者たちがいる」とか、
言い続けているのはなんなのかと思います。
そういうのをいっさい「我慢」しろということです。
選択的夫婦別姓の実現で我慢することが
本当にないのなら、なぜに選択的夫婦別姓の推進派に
ごちゃごちゃ難癖をつけ続けるのかと思います。
選択的夫婦別姓が実現したところで
なおさら問題ないということですから、
それこそだまって見ていればいいと思います。
この反対派は「楠木雲太郎」というハンドルです。
議論を始めて1時間ほどで、はやばやと
わたしをブロックしてくれました。
ブロックも「我慢」してほしかったです。
わたしはこのかたからブロックされました。選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)です。わたしと議論になって、ちょっと前から「ブロックする」と予告していましたが pic.twitter.com/Ri7DCgApWr
— たんぽぽ (@pissenlit_10) 2018年1月15日
この「楠木雲太郎」なる人物は、「自分の思い通りにならない理不尽な法は多くあり、誰もが我慢はしています」などと言っていました。それなら「楠木雲太郎」こそ、選択的夫婦別姓の実現を我慢してほしいです。それとわたしをブロックするのも我慢してほしかったです pic.twitter.com/g0ODj55lhv
— たんぽぽ (@pissenlit_10) 2018年1月15日
付記:
「理不尽な法は多くあり、誰もが我慢はしています」
という前提が、わたしにはそもそも疑問です。
法律が理不尽なら、そのもとで理不尽な思いを
している人たちがいるということです。
現状を改善するべくそうした人たちが
行動を起こしているだろうと思うからです。