「ホワイトハウス」は、わたしが選択的夫婦別姓の実現を
求めていることに対して「極端なジェンダー論者」
「左翼そのもの」などと言ってもいました。
「民法改正は左翼そのもの?」
「民法改正は左翼そのもの?」
「とある民進党支持者、民法改正を「極端なジェンダー論」で「左翼そのもの」と認識」
民法改正、選択的夫婦別姓法案なんて、
1996年の法制審議会の答申書から21年経過しています。
国連の女子差別撤廃委員会などからも
条約不履行で何度も勧告を受けています。
世界各国を見ても、ほとんどの国で夫婦別姓が
選択できるよう家族法の改正がなされています。
2018年現在、夫婦別姓が選択できず、
夫婦同姓が強制されるのは、ほとんど日本だけという状況です。
夫婦別姓 女性再婚禁止期間/最高裁大法廷 何が問われる/民法改正促す違憲判断を http://t.co/P0aYzDjR2B /2015031703_01_0.html※民法自体が制度的差別。家父長制を思いっきり継承している。 pic.twitter.com/aCfN8KqQZm
— 計(ヒコクミン上等・ヒノマルに濃硫酸) (@n2470haka) 2015年3月24日

これくらいむかしから議論されていながら
ずっと放置されているのが日本の現状です。
「遅れすぎている」くらいなのに、どこが「極端」だったり
「左翼そのもの」だったりするのかと思います。
選択的夫婦別姓が「極端」「左翼」に見える
「ホワイトハウス」は、自分こそ「極端な反フェミ論者」で
「右翼そのもの」ではないかと、振り返る必要がありそうです。
選択的夫婦別姓は「左翼そのもの」なんて、
安倍晋三や自民党、日本会議と同じ認識だと言えます。
「夫婦別姓は家族解体が目標?」
「夫婦別姓は共産主義のドグマ?」
安倍晋三首相は10年、雑誌「Will」の座談会でこう語っている。
「夫婦別姓は家族の解体を意味します。家族の解体が最終目標であって、
家族から解放されなければ人間として自由になれないという、
左翼かつ共産主義のドグマ(教義)」
「日本会議・別姓反対小史」
「反対派の抵抗 反対派たちの集団ヒステリー」
理由は大体以下に要約できるようです。
少年非行の増加、学級崩壊などの中、家庭が崩壊する危険性。
子どもが可哀相。日本の伝統文化を守れ。
あるいは夫婦別姓=フェミニズム・共産党。即刻自民党を辞めて
共産党に行け、という過激な(!)ものもありました。
「ホワイトハウス」もおそらく激しく批判し、
敵視しているであろう自民党・安倍政権や日本会議と、
同じ思想を持つ同類になるということを、
どのように考えるのかと思います。