2018年01月15日

選択的夫婦別姓は左翼そのもの?

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「ホワイトハウス」は、わたしが選択的夫婦別姓の実現を
求めていることに対して「極端なジェンダー論者」
「左翼そのもの」などと言ってもいました。

 
「ホワイトハウス」による誹謗中傷

「民法改正は左翼そのもの?」
「民法改正は左翼そのもの?」
「とある民進党支持者、民法改正を「極端なジェンダー論」で「左翼そのもの」と認識」


民法改正、選択的夫婦別姓法案なんて、
1996年の法制審議会の答申書から21年経過しています。
国連の女子差別撤廃委員会などからも
条約不履行で何度も勧告を受けています。

世界各国を見ても、ほとんどの国で夫婦別姓が
選択できるよう家族法の改正がなされています。
2018年現在、夫婦別姓が選択できず、
夫婦同姓が強制されるのは、ほとんど日本だけという状況です。



夫婦の姓を巡る各国の状況

これくらいむかしから議論されていながら
ずっと放置されているのが日本の現状です。
「遅れすぎている」くらいなのに、どこが「極端」だったり
「左翼そのもの」だったりするのかと思います。

選択的夫婦別姓が「極端」「左翼」に見える
「ホワイトハウス」は、自分こそ「極端な反フェミ論者」で
「右翼そのもの」ではないかと、振り返る必要がありそうです。


選択的夫婦別姓は「左翼そのもの」なんて、
安倍晋三や自民党、日本会議と同じ認識だと言えます。

「夫婦別姓は家族解体が目標?」
「夫婦別姓は共産主義のドグマ?」

安倍晋三首相は10年、雑誌「Will」の座談会でこう語っている。
「夫婦別姓は家族の解体を意味します。家族の解体が最終目標であって、
家族から解放されなければ人間として自由になれないという、
左翼かつ共産主義のドグマ(教義)」

「日本会議・別姓反対小史」
「反対派の抵抗 反対派たちの集団ヒステリー」

理由は大体以下に要約できるようです。
少年非行の増加、学級崩壊などの中、家庭が崩壊する危険性。
子どもが可哀相。日本の伝統文化を守れ。
あるいは夫婦別姓=フェミニズム・共産党。即刻自民党を辞めて
共産党に行け、という過激な(!)ものもありました。

「ホワイトハウス」もおそらく激しく批判し、
敵視しているであろう自民党・安倍政権や日本会議と、
同じ思想を持つ同類になるということを、
どのように考えるのかと思います。


posted by たんぽぽ at 23:43| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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