2018年01月06日

夫婦同姓でも離婚する話

夫婦別姓をなさっていて夫婦仲がよいかたもいるし、
夫婦別姓に反対しておそらく夫婦同姓で
夫婦仲が悪いかたもいるという、ごくあたり前のお話です。



 
選択的夫婦別姓に反対しているらしいご友人氏は、
離婚と再婚を何回か繰り返し、現在ダブル不倫中で
離婚の話し合いをしているとあります。

このご友人氏は、どんな理由で選択的夫婦別姓に
反対しているのかと思います。
「夫婦同姓でないと一体感がない」とか、
「夫婦別姓だと離婚が増える」とかでしょうか?
そうだとしたらまったく説得力がないと思います。


夫婦同姓でも離婚することがある例として、
2017年7月に自民党議員の山本拓と高市早苗が
離婚したことは、特筆することだと思います。
選択的夫婦別姓の反対派がみずから示したことは、
大きいことだと思うからです。

「高市早苗が離婚・苗字の問題」

高市早苗は当初懸念された「戸籍姓は夫婦同姓だけど、
通称使用していたから離婚にいたった」は、
わたしが見たかぎり言っていないようです。

高市早苗はつねづね「選択的夫婦別姓を認めなくても
通称使用でじゅうぶんだ」と主張しています。
世論調査で「通称使用でよい」と回答した人は、
自分と同じ「反対派」だと考えてもいるようです。

「「通称使用」派は反対派のお仲間?」

選択的夫婦別姓に反対する自民党の女性議員も、
通称使用している人が何人もいます。
それゆえ「通称使用のせいで離婚した」とは、
さすがの高市早苗も言えないのかもしれないです。

「夫婦別姓と女性閣僚たち」


posted by たんぽぽ at 22:22| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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