昨年検討しているというお話がありました。
「住民票の旧姓併記を検討」
これはどうなったかと思っていたのですが、
次の記事に少しだけ進捗状況が出ていました。
「パスポートの旧姓併記自由化へ 住民票やマイナンバーも」
重点方針には、すでに併記できる方針が決まっている
住民票とマイナンバーカードについて、
18年度以降のすみやかな実施に向けて
法令改正やシステム改修の準備を進めることを盛りこむ。
金融機関の口座でも旧姓が使えるよう、
全国銀行協会などに要請することも明記する。
2018年度に実現することを予定しています。
今年2017年の臨時国会で成立すれば、
2018年度の初めから実施すると思われます。
2017年の臨時国会で成立しなければ、
成立は2018年度の途中からになりそうです。
予算が少なくとも94億円はかかるとあります。
公的書類で併記を実現するには、戸籍上の氏名を前提とした
システムの改修が必要になることが多い。
総務省によると、住民票とマイナンバーカード向けに
約94億円を予算化したが、さらに膨らむ見通しという。
選択的夫婦別姓を導入する場合、
これだけの予算が必要になるのかと思います。
パスポート、住民票、マイナンバーカードに「併記」できるらしい。銀行口座での旧姓使用を全国銀行協会に要請とな。ところで併記に94億円の予算。これ、婚姻時の別姓OKにした場合とどっちがお金かかるんだろ / “パスポートの旧姓併記自由…” https://t.co/f0Iiaa8AYq
— Akiko Orita (@oritako) 2017年6月29日
選択的夫婦別姓の導入にかかる予算が
94億円より少ない場合でも、夫婦別姓の反対派は、
コストを理由に反対するでしょうか?
あるいは住民票とマイナンバーの旧姓併記のための
システム改修にかかる予算に反対するでしょうか?