2017年09月15日

住民票に旧姓併記の法案

住民票とマイナンバーに旧姓を併記する法案を
昨年検討しているというお話がありました。

「住民票の旧姓併記を検討」

これはどうなったかと思っていたのですが、
次の記事に少しだけ進捗状況が出ていました。

「パスポートの旧姓併記自由化へ 住民票やマイナンバーも」

 
重点方針には、すでに併記できる方針が決まっている
住民票とマイナンバーカードについて、
18年度以降のすみやかな実施に向けて
法令改正やシステム改修の準備を進めることを盛りこむ。
金融機関の口座でも旧姓が使えるよう、
全国銀行協会などに要請することも明記する。

2018年度に実現することを予定しています。
今年2017年の臨時国会で成立すれば、
2018年度の初めから実施すると思われます。
2017年の臨時国会で成立しなければ、
成立は2018年度の途中からになりそうです。


予算が少なくとも94億円はかかるとあります。

公的書類で併記を実現するには、戸籍上の氏名を前提とした
システムの改修が必要になることが多い。
総務省によると、住民票とマイナンバーカード向けに
約94億円を予算化したが、さらに膨らむ見通しという。

選択的夫婦別姓を導入する場合、
これだけの予算が必要になるのかと思います。


選択的夫婦別姓の導入にかかる予算が
94億円より少ない場合でも、夫婦別姓の反対派は、
コストを理由に反対するでしょうか?
あるいは住民票とマイナンバーの旧姓併記のための
システム改修にかかる予算に反対するでしょうか?


posted by たんぽぽ at 22:37| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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