2017年09月10日

家族思想はやはり信仰だった

長尾たかしは民主党時代から、選択的夫婦別姓や
婚外子の相続差別撤廃の反対派でした。

2010年に民主党が民法改正法案を提出しそうになると、
こんな反対のエントリを書いていました。

「選択的夫婦別姓を含む法案の概要が提出されてしまった・・・しかし、まだやれることはあるっ!」

 
このエントリの最後のほうにこんなことが書いてあります。
この宗教団体はむろん民法改正に反対していて、
それゆえ長尾たかしの支持基盤なのだろうと思います。

先の総選挙で民主党を支援して下さった家族を信仰の中心に
据えている宗教団体に実態を知って頂くこと。

この宗教団体が信仰する「家族」というのは、
戦後民法と高度経済成長期の企業利益のために
作られ定着させた家族観のことでしょう。
「夫が働き妻が専業主婦で、法律婚があるべき結婚」という、
わたしが「家族思想信仰」と呼んでいるものです。


この宗教団体はこのような家族観を
「信仰の中心に据えている」とあります。
「家族思想は比喩ではなく本当に信仰」だと、
わたしは書いたことがありましたが、
この家族観を「信仰」としているとはっきり言われている
宗教団体があるということです。

やはり戦後の「家族思想」は、宗教的な「教義」として
「信仰」されているということになりそうです。

「家族思想は比喩ではなく信仰」
「家族思想は比喩でなく信仰(2)」

しかも「信仰の中心」だというのですよ。
その宗教団体のレゾンデートルみたいなものでしょうから、
なおさら頑迷きわまりなく維持と強化を主張して、
批判や改変を許さないことになりそうです。


posted by たんぽぽ at 14:39| Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください