婚外子の相続差別撤廃の反対派でした。
2010年に民主党が民法改正法案を提出しそうになると、
こんな反対のエントリを書いていました。
「選択的夫婦別姓を含む法案の概要が提出されてしまった・・・しかし、まだやれることはあるっ!」
このエントリの最後のほうにこんなことが書いてあります。
この宗教団体はむろん民法改正に反対していて、
それゆえ長尾たかしの支持基盤なのだろうと思います。
先の総選挙で民主党を支援して下さった家族を信仰の中心に
据えている宗教団体に実態を知って頂くこと。
この宗教団体が信仰する「家族」というのは、
戦後民法と高度経済成長期の企業利益のために
作られ定着させた家族観のことでしょう。
「夫が働き妻が専業主婦で、法律婚があるべき結婚」という、
わたしが「家族思想信仰」と呼んでいるものです。
この宗教団体はこのような家族観を
「信仰の中心に据えている」とあります。
「家族思想は比喩ではなく本当に信仰」だと、
わたしは書いたことがありましたが、
この家族観を「信仰」としているとはっきり言われている
宗教団体があるということです。
やはり戦後の「家族思想」は、宗教的な「教義」として
「信仰」されているということになりそうです。
「家族思想は比喩ではなく信仰」
「家族思想は比喩でなく信仰(2)」
しかも「信仰の中心」だというのですよ。
その宗教団体のレゾンデートルみたいなものでしょうから、
なおさら頑迷きわまりなく維持と強化を主張して、
批判や改変を許さないことになりそうです。