2017年08月20日

既婚男性の有利が理解できない

結婚改姓の圧力負担が理解できない「もも281」は、
日本の雇用環境や賃金体系は、妻が専業主婦の既婚男性に
もっとも有利であることも、理解できないみたいです。

いまから2年半ほど前に絡んできました。
そのときのツイートをストーリファイにしました。

「妻が専業主婦の既婚男性の有利さが理解できない人に絡まれた」

 



妻が専業主婦の男性社員は、妻を養う必要があるから
むしろ苦労が多いことを強調する「もも281」。
妻が専業主婦の既婚男性は優遇が当然だと、「もも281」は言いたげです。






posted by たんぽぽ at 10:13| Comment(4) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
既婚男性、特に妻が専業主婦の男性が優遇されるのはたんぽぽさんが仰っている「家族教」の経典にそって設定されていると常々思っています。
「男は結婚して子供が出来て一人前」
「男は家族を養うために働き女性は家庭を守り夫を支える」
「女は夫の優遇された賃金で家で子供を育てるもの」
私もかなりの田舎の生まれ育ちであり、又前夫の会社が妻がいるかいないか、その妻は専業主婦かも人事考課に関わる会社だというのと、「家族教」にどっぷり浸かった両家の両親に、私が結婚後も正社員で働くのに対して宇宙人扱いされ、難儀いたしました。
無理に前夫に仕事を辞めさせられた時の両家の両親の喜びようといったら今でも忘れられません。
前姑が放った「これでうちの息子も出世出来るわ!」私の両親が放った「やっと普通の主婦になる覚悟をしたのね!楽になるし、おめでとう!」
・・で、私を扶養に入れた数か月後、前夫はいきなり昇進しました。
まだ10年くらい前の話です・・
Posted by わんわん at 2017年08月20日 13:04
わんわんさま、
きょうはたくさんコメントありがとうございます。

>「家族教」の経典にそって設定されていると常々思っています。

まさにそれだと思いますよ。
戦後、「家族教」を普及させたのは、そもそもが「会社で働く
男性社員の生産性のため」という企業利益のためですし。

専業主婦の妻が家のことを全部やれば、
男性社員は会社のことに専念できるだろうという判断です。
時代は高度経済成長期だったので、かかる家族教を定着させたことが
経済成長の原動力となったと、確信させることにもなったのでした。
(本当かどうかは怪しいけれど。)

日本は雇用とジェンダーや家族との結びつきが
とりわけ強いのは、高度経済成長期の成功体験が
いまだに既得権を持っているからだと思います。


>前姑が放った「これでうちの息子も出世出来るわ!」
>私の両親が放った「やっと普通の主婦になる覚悟をしたのね!
>楽になるし、おめでとう!」
>・・で、私を扶養に入れた数か月後、前夫はいきなり昇進しました。

家族教の信仰に完全に毒されていますね。
ご両親のみならず、前夫の会社もしかりです。
妻が専業主婦かどうかで、人事を決めるのですから、
「妻が専業主婦の夫は生産性が高い」というのは
自己成就予言だと思います。

>まだ10年くらい前の話です・・

もう驚かないです。
「数年前までは「結婚したら女性社員は必ず退職」が
暗黙の了解だった会社」のお話を、先日聞いたばかりなので。
Posted by たんぽぽ at 2017年08月20日 23:01
自分が小学生のころはそんなシステムだったことに驚きです
Posted by イト at 2024年07月14日 01:43
イトさん、
こちらのコメントも承認しました。


>そんなシステムだったことに驚きです

いまの若いかたは驚くのですね。

既婚男性優遇の賃金、雇用体系は
昭和の名残りですが、平成になっても
厳然と続いていました。

2012年は平成も後半に入って
ひさしいですが、それでこの状況です。
http://taraxacum.seesaa.net/article/433742324.html


既婚の男女の賃金格差は、いまでもまだまだ
あるのではないかと思います。
Posted by たんぽぽ at 2024年07月27日 21:56
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