結婚すると女性に改姓の圧力がかかるという事実を
まったく知らないらしい、すさまじい人だったのでした。
すでに5年前のツイートでむかしのものですが、
いまさらながらストーリファイにしました。
「女性に結婚改姓の社会的圧力があることが理解できない人に絡まれた」
@pissenlit_10 別に夫婦別姓でもいいけど夫の姓にするのが多いのをそれを「世間の圧力」とか世の中の責任にするのは間違い。個々の夫婦での問題で意見合わなきゃ別れればいいじゃん。
— momo281 (@momo281) 2012年4月20日
女性にだけ結婚改姓の圧力がかかることは
社会構造によるにもかかわらず個人の責任に矮小化して、
差別構造を否認し温存に寄与しようとするという、
反反差別にありがちな手口です。
そりゃ他人同士が結婚するんだから不満はお互いに多少なりともあるでしょう。でもそこはお互いに愛し合って話し合って結婚したんだからひとつの要素で世間全体の差別とか圧力とか声高に叫ぶのはどうでしょうか??皆、世間の圧力で結婚してるのかとww
— momo281 (@momo281) 2012年4月20日
「改姓の圧力がかかる」と「結婚の圧力がかかる」に
すり替えて「もも281」はあざ笑います。
ここまでくれば「差別している」と言えるでしょう。
本人が良くとも親が許さない。世間も許さない。
そして改姓した男性は「甲斐性なし」「財産目当て」と後ろ指を指されるのが現実です。
結納が当然という地域では男性に改姓してもらうためには結納金相場三倍に家の購入に式披露宴の代金は全て女性持ち。親の遺産は全てその男性へ。職まで準備するのが常識と聞き目眩がしました。
それにいくら愛し合って話し合っても婚姻届を出すにはどちらかが改姓せねばならないのは変わりません。
そして結婚した女性に「何て名字になったのなったの?」「旧姓って何?」当たり前に聞きますが、男性には決してききませんよね。
改姓した男性には理由を根掘り葉掘り聞くというのも現実ですね。
世間を知らないで得手勝手を言わないで頂きたいものです。
結婚して男性が妻の苗字になる「女姓婚」というのが
取りざたされたことがあったけれど、
案の定反対する人はいましたね。
「父親の役割」とか「父親という社会基盤を大切にしろ」
なんて言っている人もいました。
「女姓婚のアンケート」
http://taraxacum.seesaa.net/article/298124886.html
>結婚した女性に「何て名字になったのなったの?」「旧姓って何?」
>当たり前に聞きますが、男性には決してききませんよね。
そういうことは「日常的」のことですよね。
法律婚の97%程度が男性の苗字になっているのだし、
「結婚したら女が改姓するのは当然」という
社会通念があるのは、現代日本の「常識」だと思います。
>改姓した男性には理由を根掘り葉掘り聞くというのも現実ですね。
男性が改姓すると「婿養子ですか?」なんて聞く人もいますね。
女性が改姓しても「嫁養子ですか?」とはだれも聞かない。
そもそも嫁養子ということばがない。
>世間を知らないで得手勝手を言わないで頂きたいものです。
「もも281」はどれだけ無知で非常識なのかと思います。
自分は現代日本の常識をわきまえていて、
こうやって現状を訴えるほうを、非常識だとばかにするのですが。
言うとよさそうです。
http://pissenlit16.seesaa.net/article/498690888.html
「老害が根掘り葉掘り訊くだけで、
男社会の競争から脱落することはないから
安心してよい」
言う必要はないと思います。
その場合でも、だれに言うのが妥当かを
しめすことは意味があると思います。