民進党の東京都議会選挙の総括会議を見ると、
「民進党を解党しろ」という意見も出ています。
「民進、修羅場の都議選総括「受け皿どころかはけ口にも」」
「民進、修羅場の総括 「 解党すべきだ」「執行部若手に」」(全文)
(はてなブックマーク)
蓮舫代表や野田佳彦幹事長に対し、
「我々の歴史的役割はもう果たされた。解党すべきだ」
「受け皿どころか、はけ口にもなっていない」などと
辛辣な言葉が続いたという
「解党しろ」とか、似たようなのとして「新党結成」は、
とくに民進党からは、落ち目になるとよく出てくる意見だと思います。
いまは結党以来の危機におちいって、現実に党の存続も
危ぶまれるので、なおさらなのだろうと思います。
ここで実際に解党したところで、なにかの解決に
なるのだろうかと、わたしは正直思います。
解党した場合、続いて新党を作るのだと思いますが、
人が入れ替わるわけではないし、新党のメンバーも
同じ人たちで構成すると思います。
最初のうちこそ新規性があるし、なにか刷新したように
思われて、多少は支持されるかもしれないです。
それでも「同じ人がやっている」ので
体質の本質的なところは変わらないでしょうから、
すぐにもとのもくあみになると思います。
解党や新党結成は、しょせん器を作り変えるだけだと思います。
中身が同じでは本質的な解決にならないでしょう。
本質的な解決のためには、体質を改善して、
実態も刷新するよりないと思います。
それは人を入れ替えるか、政策や基本理念・スタンスを
抜本から見直すかの、どちらかだろうと思います。