2017年08月08日

民進党代表選・野党共闘

民進党の代表選ですが、野党共闘のゆくえが気になります。
立候補している枝野幸男と前原誠司とで、
野党共闘のスタンスがだいぶ違っているからです。

「リベラルか保守か「決着つける戦い」 枝野氏と前原氏」
「両極対決 再編含み リベラルVS.保守「決着つける戦い」」(全文)
(はてなブックマーク)

野党共闘に否定的な前原誠司のスタンスが、
わたしとしては気になるところです。

 
民進党新代表候補の政治スタンス

前原氏は昨秋の代表選で「リセットするべきだ。
天皇制、自衛隊、日米安保、消費税で
共通認識を持てる政党としか組まない」と明言。
民進が惨敗する一方、共産が議席を伸ばした東京都議選後には、
周辺に「野党共闘が共産を利している」とも述べた。

記事で言及されているのは昨年の代表選のときの見解ですが、
東京都議会選でも、野党共闘に否定的と考えている
可能性のある見解を述べていはいます。


わたしに言わせれば、現状を鑑みれば野党共闘は必要だと思います。
自民党・安倍政権が強大すぎて、野党(立憲4党)が
たばになってかかっても、対抗は難しいくらいだからです。
共闘せずばらばらでやったら、野党はもっと惨状におちいるでしょう。

2016年の参院選の結果を見れば、野党共闘はじゅうぶん
効果を発揮することはあきらかです。
32選曲ある1人区で立憲4党(民進、共産、社民、生活)が、
全体の3分の1以上である11議席を獲得したからです。

「参院選・1人区で野党健闘」

野党共闘1人区の勝敗


参院選の1人区はほとんど全部自民党が取ると
決まっているようなところです。
現在のように自民党が圧倒的に強いときは、
自民以外は2-3議席しか取れないのが相場です。

「参院選1人区・自民の優位」

そこへもってきて11議席も取ったのですから、
野党共闘は威力を発揮したと言わざるをえないです。
非自民が3分の1以上の議席を取ったのは、
過去に3回(2016年を入れて4回)だけです。

参議院選1人区の獲得議席(自民系v.s.非自民系)


「野党共闘が共産を利している」とも言っています。
野党共闘のせいで、民進党に入るはずの票が
共産党に流れたとでも言いたげです。

それはそうではなくて、共産党はそこそこ信頼や
期待をされていたからであり、民進党はろくに信頼や期待を
されていなかったということだと思います。
野党共闘のせいではなく、民進党自身の問題ではないかと思います。

ある程度以上、信頼や期待を持たれていれば、
野党共闘がないときより野党共闘があったときのほうが
票は入るだろうと思います。

2016年の参院選では共闘に参加した立憲4党は
どこも比例区で得票を伸ばしていました。
これは野党共闘が好感を持たれたゆえに、
支持を回復したこともあるのではないかと思います。

「参院選・比例区の民進復調」

自民党の絶対得票率と議席占有率/各党の参院選比例得票率の推移


枝野幸男は野党共闘に肯定的です。
これまでと同様、立憲4党の共闘を進めていくと思います。

枝野氏は岡田克也代表時代の幹事長として
共闘路線を進め、「政治のリアリズム」と主張してきた。
4月の講演では「ベストを目指すのではなく
ワーストを避けるのが政治。
我々の目指す社会像に反しない範囲でワーストを
避けるために組むのは、共産党であろうと
自民党であろうと一緒だ」と述べた。



posted by たんぽぽ at 23:05| Comment(0) | 選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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