2017年06月13日

国連報告者をわかろうとしない

6月11日エントリの続き。

あのにせ科学批判のかたが、国連特別報告者は
みんな信用できないと、決め込んでくれたお話です。

「国連特別報告者はとんでも?」
「国連特別報告者はとんでも?(2)」

「あのにせ科学批判のかた、国連特別報告者をみんなとんでもと決め込む」
「国連特別報告者はみんな信用できないという意見を見て思ったこと」

 

「んー、って感じなんだよね。よくわからん」とか、
「特別報告者がなんなのかも知らないんだけどな」などと
言うのなら、少しは調べることだと思います。

ここで必要になる程度の知識であれば、
いくつもツイートする時間があれば調べられることです。
わからないのにわかろうとせず語り続けるという、
反知性主義も問題にするところでしょう。

菊池誠(5/20,6/6,12ライブ)さんのツイート: "国連特別報告者ってどういう制度なのか知らないんだけど、例のトンデモ報告のアナンド・グローバー氏も特別報告者じゃなかったっけ。んー、っ

知らないかったことをなにも調べず、勝手に憶測で判断して悪意をバラマキました。という表明。致命的ですね

2017/05/23 21:19


菊池誠氏は「床屋政談でなにが悪い?」という
意味のことをしょっちゅう言います。
このような問題においては、適切な理解をして発言する
必要はないと、思っているのかもしれないです。

「床屋政談なんて書かない」
「「政治談義をする自由」これもギャラリー向けの戦略?」



6月11日エントリで少し触れましたが、
菊池誠氏はおそらく、ジョセフ・ケナタッチ氏の公開書簡を
否定したいが直接は難しいので、国連特別報告者そのものを
否定するという戦略に出ていると考えられます。

それゆえ国連特別報告者を適切に理解すると
否定しにくくなるので、あえてわからないままでいて、
自分の知っている数人だけで否定するという戦略を
正当化しようというのではないかと思います。


菊池誠氏のようなもの言いが許されるなら、
「武田邦彦氏や澤口俊之氏しか知らないから、
科学者はみんなとんでもで信用できない」
という主張をすることも可能になります。
それでもいいのかと思います。

菊池誠(5/20,6/6,12ライブ)さんのツイート: "国連特別報告者ってどういう制度なのか知らないんだけど、例のトンデモ報告のアナンド・グローバー氏も特別報告者じゃなかったっけ。んー、っ

この伝で行きますと、「1.出鱈目を吹聴してる武田邦彦は科学者だ 2.菊池誠は科学者だ 3.菊池の発言は出鱈目だ」という事に。先生、人として肝心な所がゆるゆるふわふわなのは困りますよ。

2017/05/23 23:24

それから、一部の右傾化したにせ科学批判者を槍玉にあげて、
「にせ科学批判者はみんな右翼」と言っても、
なんら問題ないことにもなるでしょう。

にせ科学批判の人たちは、こうやって右翼としてくくられると、
とても不本意で不愉快なのではありませんか?
菊池誠氏自身、自分は左翼だとくどいくらい言っています。




自分の専門分野で、しろうとが同じことをしたら
どう思うのかという意見も出ています。
放射線関係のとんでもに対する態度から察するに、
自分の分野で同じことをするしろうとがいたら、
菊池誠氏は猛烈に批判をするのではないかと思います。

菊池誠(5/20,6/6,12ライブ)さんのツイート: "国連特別報告者ってどういう制度なのか知らないんだけど、例のトンデモ報告のアナンド・グローバー氏も特別報告者じゃなかったっけ。んー、っ

どういう制度なのか知らないのなら、どういう制度なのか少しは調べてから発言する気にはならないのかね。専門分野で素人にこういう態度とられたらどうなさるのか

2017/05/24 00:32



posted by たんぽぽ at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 疑似科学(にせ科学) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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