25日に3.11東日本大震災に関して、
「まだ東北だからよかった」と発言したことによります。
「今村復興相を更迭 大震災「東北で良かった」と発言」
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「震災発言の今村復興相が辞任 国会審議に影響」
「今村復興相辞任 実際は首相の更迭「かばうことできない」」
「今村復興相 辞任の意向固める」
「今村復興相辞任へ“2度目の失言”巡る動き」
共同の記事は短いので、全文写しておきます。
今村雅弘復興相(70)=衆院比例九州、
当選7回=は25日、辞任する意向を固めた。
同日の自民党二階派パーティーで東日本大震災の
被害に関し「まだ東北で良かった」と、
被災者を傷つける発言をしたことの責任を取った。
4日にも震災を巡り問題発言をしたばかりで、事実上の更迭となる。
安倍晋三首相は今回の発言について陳謝したが、政権に打撃。
後任には衆院震災復興特別委員長で
自民党の吉野正芳氏(68)=福島5区、当選6回=を起用する方向だ。
閣僚辞任は昨年1月の甘利明経済再生担当相以来で、
同8月発足の第3次安倍再改造内閣では初。
後任の復興相の認証式は26日に行われる。
「まだ東北だからよかった」というのは、
東北なら震災にあってもどうでもいいや、
とでも言いたいかのようです。
復興相は被災地の復興のために仕事をするのですし、
なにより被災地の立場を考える必要があります。
そこへもってきて、被災地を「他人ごと」のように思ったり、
「捨て駒」のように考えているのであれば、
もってのほかというものです。
今村復興大臣は25日夜、みずからが所属する
自民党二階派のパーティーで講演し、東日本大震災に関連して、
「社会資本などの毀損も、いろんな勘定のしかたがあるが、
25兆円という数字もある。
これは、まだ、東北のほうだったからよかったが、
もっと首都圏に近かったりすると、ばく大な額になる」と述べました。
首都圏と比較して「東北だからよかった」らしいです。
ここに東京中心主義、もしくは首都圏の人たちの
地方に対する軽視や蔑視が、政権の閣僚の中にも
あるのではないかと思われることになります。
今村雅弘は辞表を出していますが、実質的に首相による更迭です。
今村氏は同日、安倍晋三首相に辞表を提出したが、
実際には、首相による更迭だった。
今村雅弘は、4月4日にも「自主避難は本人の責任」と
言って問題を起こしていました。
今回の発言で辞任もやむなしとなったのでしょう。
「自主避難は「本人の責任」 復興相、記者に「うるさい」」
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