2017年04月01日

イメージ批判で民主主義の危機?

森友学園事件に対する国政調査が進められていますが、
それについてすさまじいご意見を披露しているかたがいました。

(はてなブックマーク)

どこの野党やマスコミが、そんな「イメージ批判」を
しているのかと思います。

 
野党もマスコミも、森友事件を追求する側は、
特定のイデオロギーを理由に、政治家と官僚が一丸となって
金銭的便宜を図られたことを問題にしています。

行政は思想信条に関係なく公平に扱うことで、
民主主義が機能していると言えます。
森友学園のように特定のイデオロギー標榜を理由に
行政から便宜を受けるという、偏った行政を見逃すほうが
民主主義を危機に陥らせることになります。

はっきりと国政調査の必要な疑惑があるから
それを問題にしているということです。
首相や首相の妻と関わっただけで「悪」なんて言っていないし、
だれも「イメージ批判」をしているのではないです。


森友学園事件は、政府による行政手続きが適正に
行なわれたかを、国会が調査するという「国政調査」です。
三権分立にもとづいて、立法が行政に対して行使する権限です。
それはまったく議会制民主主義を維持するためのシステムです。

森友学園事件を国会が追求することは、
国政調査が適切に行なわれているということであり、
議会制民主主義が健全に運営されていることになります。

国政調査が適切に行なわれず、まとも機能しなければ、
行政が暴走しても、議会が止められないことになります。
そちらこそ「民主主義の危機」であり、
「議会政治を破綻させる」ことになります。

民主主義と議会政治が大事なら、森友事件の疑惑解明を
もっと積極的に支持することだと思います。
「イメージ操作」「ファシズムの手法」なんて、
難癖をつけて、国政調査の足を引っ張ることこそ、
民主主義の危機と議会政治の破綻になりかねないです。


最初のツイートのかたは田中秀臣。
このかたがむかし、アベノミクスで自殺者が減ったと
主張していたので、わたしが若干の根拠を出して懐疑したら、
そそくさとわたしをブロックしたかたです。

「リフレ派からブロックされた」

田中秀臣のような「リフレ派」は、安倍政権の経済政策によって
自分たちの活躍の場を得ているので、
安倍政権の擁護に必死になるものと思います。

森友問題の追求で、安倍政権を擁護することができず
どうやっても不利なので、やけを起こして、
「イメージ批判」「ファシストの手法」と、当たり散らすように
言ったのではないかと、わたしは想像します。


posted by たんぽぽ at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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