2017年03月20日

森友学園・認可申請取り下げ

3月10日に森友学園は、建設を進めていた小学校の
認可申請をみずから取り下げました。
世論の批判が強まり、安倍政権や大阪府、財務省からも
見放されるようになって、開校が難しいと見たのでしょう。

「森友学園 認可申請取り下げ 理事長退任の意向も」
(はてなブックマーク)

「【森友学園】小学校の認可申請取り下げ、籠池理事長は辞任へ 
長男「安倍晋三総理以下、どうぞよろしく」」

(はてなブックマーク)

 
これで今年4月に森友学園が運営する、
小学校が開校することはなくなりました。
籠池泰典氏は理事長もやめることになりそうです。

学校法人「森友学園」が大阪・豊中市の
元の国有地に建設している小学校について、
森友学園は大阪府に出していた認可の申請を取り下げました。
また、籠池理事長が理事長を退任することも伝えたということです。

森友学園の小学校開校を阻止したのは、
一連の追及におけるひとつの成果だと、わたしは思います。


森友学園の運営する幼稚園は、戦後の新憲法にもとづく
現体制を真っ向から否定し、戦前の軍国主義と
天皇制ファシズムへの回帰を標榜しています。

「森友学園・右翼イデオロギー」

この幼稚園は子どもたちに教育勅語を覚えさえ、
韓国・中国蔑視の排外主義を植え付けるし、
現在の首相である安倍晋三を偉人としてあがめるという、
教育の中立性に反する教育をしています。

「森友学園理事長 園児が首相応援発言 「何も偏っていない」」

イデオロギー以外の教育も、田んぼに子どもを突き落とす、
バケツで頭から水をかけるなど、児童虐待のレベルです。

「田んぼに園児を突き落とす、バケツで頭から水を掛ける、
森友学園の教育内容が完全に幼児虐待」

「“国有地格安払い下げ”の森友学園 幼稚園で虐待か」

森友学園の小学校も、幼稚園と同様の理念ですから、
同じように排外・国粋主義イデオロギーを子どもたちに吹き込むし、
児童虐待が当然のようになされる学校になるでしょう。


開校を阻止したところで疑惑の解明には、
なんら役立っていないという批判はあると思います。
それでもこんな排外・国粋主義イデオロギーを標榜し、
児童虐待が当然のようになっている教育機関の実現の
出鼻をくじいたことは、大きなことだと思います。

森友学園の小学校の開校が阻止できたのは、
2月の初めに朝日新聞が土地取得に関わる疑惑を取り上げ
それが世論に知られるようになったことが発端です。
この時期に森友学園がスクープにならなければ、
世論の注目を浴びることもなく、関係者以外はほとんどだれも
知らないまま、4月の開校を迎えていたでしょう。

「森友学園・土地売却のメモ」


森友学園の小学校が無事開校すれば、これがひとつの
モデルケースとなって、同様の排外・国粋主義イデオロギーを
標榜する学校が、続いて建てられる可能性もあります。

土地取得などの金銭的な面で行政が優遇することも、
常態化する可能性もあるでしょう。
政権が協賛し、官僚が支援してくれることで、
建てる側もそれが励みとなり、やりやすくなるということです。

排外・国粋主義イデオロギーの普及のためなら、
教育機関以外でも、森友学園にならって、その開設のために
同様の行政上の優遇措置がなされるようになる
可能性も出てくることも考えられます。

森友学園の小学校が実現すると、危険なイデオロギーの
拡散だけでなく、行政の中立性、教育の中立性も
いちじるしく損なう事態に発展したでしょう。
こうした事態を芽のうちに摘み取ったことは、
やはり成果だったと言わざるをえないと思います。


posted by たんぽぽ at 13:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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