わたしが思ったことを、ストーリファイにしました。
「野党共闘に対する共産党支持者の考えかたについて思ったこと」
2016年参院選の石川選挙区の野党共闘候補について、
共産党支持者がだいぶ問題にしたので、
それに関連したことをお話しています。
共産党の支持者というのは、もともと責任与党につかず、
意見を同じくする仲間どうしで集まって
「正しい主張」ができればいい、という人たちです。
「主張を貫き筋を通すのは」
責任与党の地位につけば、意見が異なる人との利害調整や、
やりたくない仕事もする必要があります。
共産党の支持者たちは、こうしたことのために
「自分たちの正義」を犠牲にしたくないのでしょう。
「市民運動出身宰相の限界」
選挙における投票も、候補者を当選させることではなく、
「自分たちは正義をまっとうした」と
納得できることがより大事な目的になります。
彼ら共産党支持者たちが、当選を度外視した
泡沫候補に投票できるのも、こうした理由によります。
共産党が従来の孤立路線から野党共闘路線に転換したのは、
「正しい主張をすればいい」という態度から、
責任与党の地位(もしくはそれを補佐する立場)を
めざすという、方向転換をしたことになります。
「自分たちの正義をまっとうすること」が大事な
共産党の支持者たちは、かかる党の方針転換に対して
どうするのかと、わたしは思っていました。
2016年参院選の石川選挙区の候補者が
カルトの元信者だったことで、野党共闘を全否定する
共産党の支持者も出てきました。
やはり党の方向転換を受け入れられない支持者はいたようです。
「カルトより靖国のほうがまし?」
彼らははじめに野党共闘否定ありきで、
野党共闘候補にカルトの元信者がいたことは、
否定のための「口実」でさえあったのではないかと、
わたしは思っています。
@pissenlit_10 私は親鸞会の件のみで、共産党や野党共闘を全て否定するような主張には与しません。
— JENI ngựa nai (@JENI_L_) 2016年12月20日
長いのですけど、経緯含めこちらの連ツイに書いたので、よろしければご覧になって下さい。https://t.co/UrFJznjcPB
結局「正確なツッコミ」や「学問的正しさ」だけを期待してた連中は今の「未来の与党、あるいは連立できなくともそれを補佐できる立場で政治を大きく変えようとする共産党」の立場は気に食わないんだろうな。ネトウヨや冷笑系の民進党への酷い批判などに同調してるのも多いからな。
— 孔悠鬼 (@kongyouguai) 2016年12月21日