2017年01月19日

匿名の作者が受賞者でない理由

メインブログの1月15日エントリでご紹介した、
「保育園落ちた日本死ね」の記事を書いたかたを
「バリバリの左派」などと言ったかたは、
ユーキャンの流行語の授賞式に、記事を書いた本人ではなく、
山尾志桜里議員であることに、疑問を持っています。

「「保育園落ちた日本死ね」は「バリバリの左派」?」
「とある生物学徒の「保育園落ちた日本死ね」評について思ったこと」

 

記事を書いた本人は匿名ゆえに表に出たくないので、
ことばを広めることにもっとも貢献のあった
山尾志桜里が受賞者となった、ということだと思います。
本人が説明しないことが不満のようですが、
これくらい説明がなくても、わかりそうなことだと思います。

同じようなことを言う人は結構多いみたいです。
保育園問題を突きつけられたことが、よほど不愉快なのでしょう。
それでなんとかして粗探しをしたいけれど、
これといって「粗」が見当たらないので、
こんなことに難癖をつけるのだろうと思います。


匿名記事の作者が表舞台に出ることは危険だと思います。
作者が特定できることで、直接嫌がらせをする人が
出てくる可能性がとても高いからです。
俵万智氏に対する嫌がらせや、ユーキャンに粘着した人たちが
たくさんいることから、容易に予想できます。

「日本死ね・俵万智に批判集中」
「日本死ね・ユーキャンに粘着」

NHKの番組に出た貧困高校生がネットでバッシングを
受けましたが、それと同じような事態になりかねないでしょう。

「子どもの貧困とバッシング」
「子どもの貧困とバッシング(2)」

それを承知で、匿名記事の作者を表舞台に
引っ張りだしたいということでしょうか?
そうだとしたらミソジニー、ナショナリズムという
日本社会の暗部をついた憎き匿名記事の作者に、
陽の当たる場所でリンチを加えて憂さ晴らしをしたい、
ということも考えられます。


posted by たんぽぽ at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ウェブサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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