ツイートが荒らされている、というニュースです。
「「今年は汚い言葉なんかを選ばないで下さいね」
昨年の「日本死ね」でユーキャンの新年ツイートも大荒れ」
(はてなブックマーク)
「保育園落ちた日本死ね」が流行語を受賞したことが
気に入らない人たちが、ツイッターで騒いでいるということです。
問題のお年始のツイートはこちらです。
これをクリックして繋がっているリプライを見れば、
どういう人たちがどういうことを言って
荒らしているかがわかるでしょう。
こういうリプライをする人たちこそ、
はなはだしく「汚い」というものです。
【2017年スタートですの!】
— 生涯学習のユーキャン (@ucan_manabi) 2016年12月31日
みなさん、あけましておめでとうございますなの!
今年もどうぞよろしくお願いいたしますなの(ノ・`ω・)ノ pic.twitter.com/YZEtm5uQuA
いまだに腹の虫が収まらない人たちは多いということです。
「保育園落ちた日本死ね」は、ミソジニーと
ナショナリズムという、日本社会の暗部をついているので、
それだけ根が深いということなのでしょう。
ユーキャンとしては、このようなこころない人たちから、
今選考委員の安全と、今後の流行語大賞の開催を
守れるかどうかが大切になってきます。
集団バッシングに屈しないことを祈ります。
こうした連中からいかに俵万智氏のような選定者を守れるかこそが企業には問われる。臆してはならぬ / “「今年は汚い言葉なんかを選ばないで下さいね」昨年の「日本死ね」でユーキャンの新年ツイートも大荒れ | ガジェット通信” https://t.co/rj2VWF5dIR
— cub_tsuke (@cub_tsuke) 2017年1月2日
ユーキャンは流行語大賞の審査員や選ばれたことばについては、
いっさい意見は述べないという声明を出しています。
自分たちは場を提供するだけで、審査には関わらないので
意見を言える立場にない、ということなのでしょう。
「「日本死ね」がトップテンに選ばれ批判された『新語・流行語大賞』
ユーキャンがサイトで見解を発表」
「ユーキャン新語・流行語大賞についてのお知らせ」
協賛という立場である弊社は、審査員の選定やワードに関して
意見を申し上げる立場ではございません。
一方で、今回のワードに関して、一部報道やネット上でも
意見が交わされていることは認識しております。
弊社に対しても、様々なご意見を頂いております。
異様に攻撃的で粘着質な人たちと議論になったら、
非生産的なのは眼に見えているし、会社としても消耗するので、
関わらないよう避けているものと思われます。
会社が議論に関わることでお話が不必要に拡大して、
選考委員にも飛び火したり、今後のイベント運営に
影響が出る可能性もありそうです。
むやみに関わらないのが得策ということなのでしょう。
この声明文は、議論の的になっているのが
「保育園落ちた日本死ね」であることさえ言っていないです。
単に「今回のワード」と言っているだけです。
「日本死ね」が気に入らない人たちは、
この声明を「反省がない」「無責任」などと言ってもいるようです。
そんなことはぜんぜんないと、わたしは思います。
ユーキャンは反省が必要なことはなにもしていないです。
また、イベントや選考委員を守るという観点から、
会社が不必要に議論に関わるのを避けたと判断したのなら、
むしろ責任ある対応ということになります。