2017年01月14日

連合右派と民進党の緊縮主義

メインブログの1月4日エントリでご紹介した、
「連合」の神津里季生会長のインタビュー記事の最後のほうで、
現在の民進党の蓮舫体制を評価している内容があります。

「「連合」は誰の味方なのか 神津里季生会長に聞く」
(はてなブックマーク)

蓮舫も評価しているのですが、それ以上に野田佳彦が幹事長と
なったことを評価していることを、とくに指摘したいです。

 
──今の蓮舫代表、野田佳彦幹事長体制はどういう評価ですか。
いいんじゃないですか。素晴らしいと思っていますよ。
そんな中で幹事長を引き受けた野田さんは火中の栗を拾うようなもの。
2012年の「社会保障・税一体改革」で民主・自民・公明の
「三党合意」を成した首相としての実績があり、
いまさら幹事長という役職を引き受けてもプラスになることはないのに、
よく引き受けられたなと。身を捨てて頑張っている。

野田佳彦が首相だったころの実績として
「三党合意」を挙げていることを、さらにとくに指摘したいです。
福祉目的とはいえ消費税増税を主張し、
政治的にも自民、公明に妥協した産物だと
批判される、あの「三党合意」です。


民進党が消費税増税や緊縮財政主義から脱却できないのは、
連合の右派の影響が強いことが改めてはっきりしました。
(前にある原子力政策や、新潟県知事選の言及と比べると、
結構正直に言ってくれたと思います。)

民進党が緊縮財政、財政再建主義から脱却して、
金融安定化政策で、自民党・安倍政権の経済政策と
対抗できるようにするためには、連合右派のこの問題に
対する影響力を、どうにかする必要があることを
改めて認識できたと思います。


posted by たんぽぽ at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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