2017年01月02日

慰安婦問題・日韓合意支持?

2015年12月に結ばれた慰安婦問題の日韓合意を、
菊池誠は支持しているみたいです。


 
ひとつ目のツイートだけなら、破棄という手続きだけが
問題なのであり、日韓合意の内容まではなんとも言っていないと
考えることもできるでしょう。

ふたつ目のツイートでは、韓国が再交渉を求めても
日本は拒否していいと言っています。
やはり日韓合意の内容に賛成しているということなのでしょう。


最近は「カルトよりも靖国のほうがまし」と言ったり、
稲田朋美の昨年末の靖国参拝を、好意的に解釈しようともしています。
こうした政治的立ち位置を考えれば、
慰安婦問題の日韓合意支持も意外性はないのでしょう。


2016年3月の国連女子差別撤廃委員会による
慰安婦問題に関する勧告を、菊池誠はどう考えるのかと思います。
被害者中心のアプローチがふじゅうぶんであり再考せよと、
日韓合意に対して批判的だからです。

「女性差別撤廃委員会が最終所見発表、「慰安婦」問題に関して厳しい勧告」

(a)また「慰安婦」問題が「最終的かつ不可逆的に解決した」とする
大韓民国との二国間合意の発表は
被害者中心アプローチを十分に採用していないこと。
(c)2015年12月に大韓民国と共同発表した二国間合意を実施するにあたって、
締約国は、被害者/サバイバーの見解を十分に考慮し、
彼女たちの真実と正義と被害回復に対する権利を保障すること。


posted by たんぽぽ at 17:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 法律一般・訴訟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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