2016年09月22日

フィリピンが好きなのはだれか

9月11日エントリと、9月20日エントリの続き。

フィリピンについて熱弁を振るう「ヒラリー」は、
わたしや舞田敏彦氏が「フィリピンはすばらしい」とか
フィリピンを「持ち上げている」ことにしているみたいです。

「ドゥテルテ大統領の浄化政策」
そういうこと分かってない人がフィリピンは素晴らしい。
女性国会議員や女性管理職が日本よりかなり多いとか持ち上げるわけですが、

(1. ヒラリー 2016年09月03日 20:40)

いよいよもってなんのことかわからないです。
わたしや舞田敏彦氏が、いつそんなことを言ったのかと思います。

 
わたしはフィリピンにこだわったことはないです。
調査対象国の中にフィリピンがあるときに、
ついでに言及することは何度かありましたが、
フィリピンにとくに興味を持って注目したことは一度もないです。

舞田敏彦氏も同様で、調査結果でフィリピンが
とくに目立つときに、言及するくらいだと思います。
舞田敏彦氏はたくさん図を作っていますが、
その中にフィリピンが出てくることはほとんどないです。
フィリピンにとくに関心が強いわけではないでしょう。

専門職と管理職の女性割合の国際比較を示した図も、
フィリピンは国名が書き込まれていますが、
プロットは小さいし、さほど強調しているとは言えないです。

むしろ強調しているのは、プロットが大きく
国別に色も付けている欧米の民主主義国だと思います。
比較の対象としては、日本と社会状況の近い欧米の民主主義国や、
OECD加盟国に関心があるということでしょう。


「ヒラリー」は「そういうこと分かってない」などと
言っていますが、「そういうこと」はコメントの前のほうを見ると、
フィリピンの歴代政権の麻薬取締りのことのようです。
なぜこんなことにわたしや舞田敏彦氏が関心を
持たなければならないのかと思います。

わたしはジェンダー問題について関心があるのであって、
フィリピンという国にはべつだん興味はないです。
犯罪取締りや麻薬のことにも、わたしは興味ないし、
ジェンダー問題という関心から、明らかにジェンダーと関係ない
これらに関心を持たなければならないいわれはないです。

舞田敏彦氏も社会教育学者ですし、女性管理職の割合の図を
作った動機も、ジェンダー問題からの関心でしょう。
フィリピンにも麻薬の取締りにも関心ないと思われるし、
関心を持たなければならないいわれも、やはりないです。


あるいは「そういうこと分かってない人」というのは、
わたしや舞田敏彦氏ではなく、どこかにいるフェミニストか
フェイリピン通だと、「ヒラリー」は言いたいのでしょうか?

わたしがツイッターなどで見た限りでは、フェミニストと
目される人がフィリピンを話題にすることはほとんどないです。
わたしや舞田敏彦氏と同程度の関心ではないかと思います。

フィリピンにある程度以上詳しい人なら、
「フィリピンのジェンダー平等は、裕福層はお手伝いさんを雇うので、
女性が家事をしないですむから」ということはご存知です。
これは「フィリピンの男女平等には注意を要する」という
ニュアンスでの言及をするのが通常です。

「名誉なランキングの背景にある格差」

「ヒラリー」のいわゆる「フィリピンは素晴らしい。
女性国会議員や女性管理職が日本よりかなり多いとか
持ち上げる」人は、いったいどこにいるのかと思います。


ようは「ヒラリー」は、「ジェンダー問題」もしくは
「人権問題」というアプローチがまったく理解できず、
「特定の国に対する関心」という動機しか、
考えられないのではないかと思います。
それで他人も自分と同じように、ナショナリズム的な動機で
考えていると思うのではないかと思います。

自分がものごとをナショナリズムという観点でしか
考えられないなら、それでもいいと思います。
世の中には自分と異なる他人もいることくらいは、
「ヒラリー」も理解してほしいものです。

人権問題としての関心から議論されていることを
ナショナリズムの問題にすり替えるのは、
反フェミ、反人権、反反差別の人にはありがちだと思います。
福祉国家、ジェンダー平等の国としてスウェーデンが
紹介されたときも、反フェミやバックラッシュたちは、
醜悪なスウェーデンバッシングに走ったのでした。

「スウェーデン・バッシング」

それにしても、評価している人たちが、言わんとしているのは、
社会福祉や女性政策のことであって、スウェーデンの、
何から何まですばらしいと、言っているのではありません。
ところが、反対論者たちのあたまの中では、「フェミはスウェーデンの
すべてを無条件で礼讃する」とでも、変換されるようです。

それで、あら探しをするかのように、これでもかと、
スウェーデン・バッシングに、興じることになるのでしょう。
まさに、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ですが、
こんなかたちで、外国のことを論難するのは、どういうことなのか、
彼ら反対論者たちには、モラルというものがないようです。


管理職の女性比の図に関しては、フィリピンにいちばん
こだわっているのが「ヒラリー」であることは明らかです。
この件に関して、たまごどんのブログのコメント欄で、
数回にわたりフィリピンのことをコメントして、
だれよりもたくさん話題にしているからです。

「フィリピンは素晴らしい」と「持ち上げる」のも、
実は「ヒラリー」ではないかと、わたしは思いますよ。
持ち上げる理由は、もちろん「フェミ」をdisる
格好の「ねた」を提供する国だから、ということです。


posted by たんぽぽ at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ウェブサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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