7月25日の「ニュースウオッチ9」の都知事選の論点という
コーナーの、小池百合子の政策も見てみたいと思います。
(このエントリはタイトルからわかるように、
小池百合子を批判する目的で書いたものです。)
「小池百合子氏:全国最低出生率の東京で子どもを
産み育てやすくする政策は「意識改革が一番」「人生の目的を問う」=
公的保育・社会保障の充実は東京を危なくする
というのが小池百合子氏の政治家としての信念」
(はてなブックマーク)
最初に人口政策を見ていきます。
「全国最低の出生率 産み育てやすい社会は?」という論点設定です。



「意識改革」とか「婚活」とか「人生の目的」とか言っていて、
完全に「あっちにいっている」のですよ。
少子化対策は「頼もしい男性が増えること」なんて
言っているくらいですから、もともと期待はできなかったと思います。
「小池百合子の少子化対策?」
小池百合子は人口問題は精神論で解決することだと思っているのでしょう。
福祉を削って自助をさせようとする自民党らしい発想ではあります。
少子化の原因は経済問題とか、仕事と子育ての両立が
困難だからだと言っても、おそらく理解しないのでしょう。
小池百合子は番組の中で「ライフが先にきて
その後ワークだと思う」と言っています。
ワークライフバランスを「ライフ・ワーク・バランス」などと
書いていたのは、こういうことだったのかもしれないです。
どのようなスタンスや見解を持とうとご自由ですが、
決まっている用語を書き直してはだめだと思います。
「多様性と「ダイバー・シティ」」
次に高齢化対策について見ていきます。
「急速な「高齢化」 どう対応する?」という論点設定です。
ここでも「生きがいをどうするか」なんて、
まったく見当違いのことを小池百合子は述べています。
介護士の不足なんてぜんぜん認識していないのかもしれないです。
ここまでくると「お花畑」と言っていいでしょう。


