2016年07月08日

性暴力被害者支援法案・提出

かなり前で恐縮ですが5月12日に、民進、共産、おおさか維新、
生活、社民の5党で「性暴力被害者支援法案」を衆院に提出していました。
「立憲4党」プラスおおさか維新の5党です。

「性暴力被害者支援法案を野党5党が衆院に提出」
「性暴力被害者の支援に関する法律案を国会提出へ 次の内閣」
「性暴力被害者支援を 5党が法案を提出」

6月1日に国会は閉会しているので、審議は秋の臨時国会に持ち越しで、
これからどうなるかというところだと思います。


この法案は文字通り、性暴力の被害者の支援を目的としたもので、
以下の内容を含んでいます。

本法案は、性暴力被害に特化した支援を法定化することを目的としたもの。
(1)性暴力被害者支援に関する基本理念、国、地方、支援者の責務を明記する
(2)国、都道府県の性暴力被害者支援計画の策定を定める
(3)各都道府県に1カ所以上の性暴力被害者の支援を行う
ワンストップセンター設置を促す
(4)性暴力被害者に対する被害直後あるいは継続的な医療的・心理的支援、
被害者が子どもである場合の支援などを定める
(5)政府の施策が効果的に行われるために、
関係省庁が横断的に連絡調整を行う性暴力被害者支援連絡会議を設置する
(6)性暴力被害者に寄り添った支援が行われるよう、
当事者や支援に関わる民間人をメンバーとする
性暴力被害者支援審議会を設置する

法案提出に関わった議員のコメント。

提出後の記者会見で提出者の重徳和彦衆院議員は、
「女性や若者を救うために敷居の低い支援体制が不可欠 」と強調。

筆頭提出者の阿部知子衆院議員は、「性暴力の被害を受けた人に、
『あなたは悪くない。あなたを守って支えたい』というメッセージを伝えたい。
与党にも働きかけて、国として財源の裏付けをきちっと行い、
被害者が安心してかけこめるワンストップセンターを設置したい」と
法案成立に向けた意気込みを語った
法案提出者である日本共産党の池内さおり議員は
「被害者の人たちに『あなたは悪くない。ひとりじゃない』と伝え、
問題を社会にアピールする一歩にしたい」と表明。

同じく法案提出者の斉藤和子議員は、性暴力は他の犯罪と違って
被害者がどこにも相談できずに自殺に追い込まれる事例があるだけに
支援センターの設置が必要だと強調し、法案の早急な実現を求めました


この法案は、当事者や支援者たちへのヒアリングを
じゅうぶん行なって、かなり時間をかけて作ったらしく、
かなりまともな法案のようです。
それにも関わらず、マスコミでぜんぜん報道されないのでした。
情報源は上述のように、政党の公式メディアばかりなりです。


考えられるのは、報道が与党中心ということがあると思います。
マスコミは「公平」なつもりなのかもしれないですが、
そうなるとどうしても情報量の多いところに関心が集まりがちです。
情報量が多いのは与党なので、報道は与党中心になるということです。


ほかには「オンナコドモのことはくだらない」と思って、
ニュースバリューを感じないでいることがありそうです。
(性暴力被害は世間的には「オンナコドモのこと」でしょう。)
メインブログの7月4日エントリでお話したことです。

「日本会議・ミソジニーの本質」


posted by たんぽぽ at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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